ビギナー必見、ルール&マナーをサーフシーズン真っ只中のお盆休みを前にもう一度おさらい

8月に入り連日猛暑が続いており、台風からのグランドスウェルも入りサーフィンを楽しんでいる方も多いと思う。さらに今週末からお盆休みで多くの人々で海は賑わうことだろう。他人をケガさせないために、自分もケガをしないためにもここではもう一度ルール&マナーをおさらいしたい。

1.海に入る前に波をよく観察しよう
波と入っている人を観察し、流れやブレイク、そのポイントのリズムを感じ取ろう。予めポイントガイドなどを見て、その場所の特徴を調べておけるとなおいいだろう。波はそれほど大きくなくても強烈な離岸流が発生している場合や、潮の干満の差で岩が剥き出しになる所もあるので注意が必要だ。また、波の数と人の数が大幅にミスマッチな場合、すみやかに他の所に移動した方が賢明だ。

2.自分のレベルをしっかりと把握しよう
台風などが接近している時、小波から僅か1〜2時間で急激なサイズアップをすることがよくある。海の状況、今後の予想を良く頭に入れてから入ろう。少しでも不安な場合は見学に回るのもひとつの手。諦める勇気も必要だ。また、ポイントパニックな場所も力量に不安がある方は避けたほうが無難。波に乗れずボードに当たってケガをした、なんてことがないように楽しみたい。

3.ワンマンワンウェイブは基本中の基本
ブレイクする波に乗れるサーファーは基本的に1人。ピークの一番近くにいるサーファーに優先権がある。リーフなど三角波でピークがはっきりしている所でもレギュラー、グーフィーに1人づつが基本だ。それを無視するとドロップイン(横入り)となり最悪のルール違反となる。これは万国共通のルール。またゲティングアウトの際もライディングの邪魔をしないようにしよう。ビギナーはピークの見分け方もはっきりしないうえ、ライディングのライン上またはインサイドで波待ちしてしまうこともあるので注意しよう。
ビギナーの練習に最適なのは遠浅で波の小さめな人の少ないビーチブレイク。数多く乗れればそれだけ上達も早い。

4.リーシュコードは必ずつけよう
リーシュコードは命綱ではないが、ボードを制御するスキルがない者がノーリーシュで海に入れば、サーフボードは凶器に変わる。キチッとプルアウトでき、サーフボードが流されてもインサイドまで泳ぐ泳力は必要不可欠だが、トッププロでもリーシュコードをつけているのをお忘れなく。

5.陸の上でもマナーを守ろう
海の中での譲り合いの精神と、陸上でゴミを捨てない、路上駐車をしない、公共のトイレなどを綺麗に使用するなど最低限のマナーは守りましょう。意外と苦情が多いのがカーステレオの騒音。サーファーは朝が早いので、まだ寝てる人がいるのを忘れずに。

他にも大事なルール&マナーは下記より。
ケガなく楽しんでEnjoy Surfing.

海でのルール&マナー その1

海でのルール&マナー その2