サーフィンだけでなく、キャンプもこれからがハイシーズン。「サーフキャンプ」ビギナーの注意点は??

Photo: Kenyu

秋の風を感じ始める朝晩。ギラギラに輝く太陽が少しづつ日本列島から離れつつあります。
でもこれからが台風シーズン&キャンプシーズンの始まり。何といっても熱帯夜続きのビーチ沿いのキャンプ場でキャンプしたら、下手すると夜でも熱中症になっちゃいますからね。

私のようなキャンプビギナーが気をつけなければいけないことをキャンパーの皆さんに聞きつつ、まとめたのが下記です。

Photo: Kenyu

サーフキャンプという響きは良い。でもまだ楽しみ方がわからないビギナーの方の参考になる注意点。

1.ビギナーはバンガロー、またはキャンピングカーのレンタルがオススメ


どうしても荷物がかさむキャンプとサーフィン。それを一緒にやろうとすると車が荷物でパンパンに。結果、サーフィンもキャンプも楽しめなくなることも。キャンプビギナーだけで行く場合はバンガローへの宿泊やキャンピングカーをレンタルして行くのが良いでしょう(普段より大きなサイズの車のため運転には注意を)。キャンプの大敵、雨の際も安心です。

 

2.グリルやコンロ、テント道具などはレンタルせよ!


これも1.と同じですが、私が2人でサーフキャンプに出かけた際も、JEEPのチェロキーの後部座席を倒しても満杯の荷物になってしまったことがあります。幸い相手がキャンプマスターだったためストレスは少なかったですが、ボードを屋根に積んでもこのありさまかと思ったことがあります。ですのでテント道具だけでなく、グリル類もレンタルがオススメ。寝袋のみ持参すれば良いでしょう(寝袋のレンタルもあります)。また、グリルを洗う、テントやグランドシートを帰宅後に清掃、陰干しするなど後片付けのことを考えるとレンタルが最適ですよ。レンタルなら帰りの車の車内臭に悩まされることもないです。

Photo: Kenyu

3.波情報とともにキャンプ場、車中泊できる場所は徹底的に調べよう


サーフキャンプなので、第一は波になると思います。ここは皆さん調べると思いますが、レンタルアイテムはあるかどうか、買い出しできるスーパーは近くにあるか、キャンピングカーならば車中泊できる場所はあるかどうかなど、入念に下調べをしておきましょう。キャンピングカーでもRVパークなどを利用すると安心です。また道の駅などは基本的に車中泊NGなので、他の方の迷惑にならないようにしましょう。海の近くがベストですが、砂地はペグが抜けやすく風でテントが飛ばされやすいのでビギナーにはあまり向きません。下が砂ではなくテントを張りやすく改良してあるところが良いでしょう。個人的にはバンガローがオススメです。

4.明るいうちにテントを張り、火起こしを。ゆったりとした時間を過ごそう


ついついサーフィンにガッツいて、夕方暗くなるまでサーフィン→テントの設営も暗くてよく分からない、テントを張る力が残っていない。なんてことがよくあります。キャンプビギナーならば、余裕を持って明るいうちにテント設営、買い出し、火起こしを済ませておきましょう。暗くなってからだと、怪我をするリスクや危険が増えるので、テントの設営後に夕方の1Rの方が無難です。

 

Photo: Kenyu

5.相棒を始め貴重品の管理はしっかりと


海外に比べ治安の良い日本ですが、テント内に貴重品やテント外に複数のサーフボードを出しっ放しにしておくのはNG。貴重品は車内や管理棟などにあるロッカーなどに入れておきましょう。サーフボードが朝起きたら無い…なんてことが無いように道中も含めてしっかりと管理しましょう

6.ゴミは持ち帰る、もしくは有料で引き取ってもらう


海の近くに住んでいると、夏場は特にゴミが散乱しています。その中でもこの時期は、浮き輪や花火の残骸とともに多いのが、BBQグリルやトングをそのまま捨ててくヤツ、食べ残し、炭の放置などです。本当に多いのです💢。見覚えのある量販店の袋とBBQグリルの箱とともにそのままグリルを捨てていく人が実際にいるんですよね。そういった行為をする方は少数だと思いますが、くれぐれもゴミは持ち帰り来た時より綺麗にして帰りましょう。キャンプ場は有料(施設費に込みで無料のところも)で引き取ってくれるところもある。

以上、いかがでしたか。サーフキャンプは時間も体力も使いますが、ビギナーは抑えられる労力は抑えたほうが無難。バンガローなどを利用しても非日常を充分に味わえます。楽しいひと時を過ごすためにもしっかりと準備していきましょう。

Photo: ペドロ・ゴメス


文/スタッフ鈴木

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