サーフィン好きの16 人に聞きました。「文学」「写真集」「音楽」「映像」のなかから深くハマった3 作品を教えてください。（全5回）

1.佐藤 魁さん
2.NOAHさん
3.瀬筒雄太さん

1.佐藤 魁さん　プロサーファー

1996 年、神奈川県生まれ。茅ヶ崎で生まれ育ち、15 歳でJPSA（日本プロサーフィン連盟）公認のプロ資格取得。2018 年度からは東京オリンピックに向けたサーフィン強化指定選手に選出。今年10月公開の映画『ハナレイ・ベイ』で俳優としてデビュー。

父親がサーファーだったので、5歳からサーフィンを始めました。小さい頃から当たり前のように家にはサーフボードがあって、家族や友達とサーフムービーを観たり、ジャック・ジョンソンを聴いたり。それらをベースに、今は他のスポーツ選手の本やさまざまなジャンルの映画から新しいものを吸収して自分の幅を広げていくのが楽しいです。

 ハナレイ・ベイ

©2018『ハナレイ・ベイ』製作委員会

10月19日（金）公開の村上春樹さん原作の映画『ハナレイ・ベイ』。僕もサーファーの役で出演しています。撮影はカウアイ島で約1ヶ月間。初めての俳優業は考えることが多くて難しかったけど、とても貴重な経験ができました。
映画「ハナレイ・ベイ」公式サイト

スマトラ島ー自由を求めたサーファーの旅

僕と高貫佑麻プロ、吉川広夏プロがインドネシアのスマトラ島を旅するサーフドキュメンタリー。清野正孝監督の作品です。現地の波や文化、抱えている問題までを映し出しています。

ザ・ブルース・ムービー

2005 年にボルコムからリリースされたブルース・アイアンズのシグネチャームービーです。収録されているサーフィンも、垣間見える生き様も、そして映像や音楽まですべてが格好良くて、ことあるごとに見返しています。