サーフィン好きのオススメ映画・音楽・文学 【vol.1】

3.瀬筒雄太さん プロサーファー


瀬筒雄太プロ

せづつゆうた●1989 年、福岡県出まれ。10 歳でサーフィンを始め、14 歳でJPSA公認プロロングボーダーに。今はロングボードだけでなくオルタナティブなデザインのボードも交え、サーフィン自体を自由に楽しむ。千葉・太東でサーフショップ「YR」を経営。一児の父でもある。

 

プロサーファーとして、サーフショップのオーナーとして、毎日をサーフィンとともに暮らしています。そのためサーフやビーチのカルチャーに触れることは日常のこと。そうした毎日を過ごして思うのは、カルチャーとは音楽や映像、本といった創作物に限らず、サーフィンや海を通して自分の感性に触れるものや出会う人すべてのことなんだと思います。

SURF IS WHERE YOU FIND IT
(サーフ・イズ・ウェア・ユー・ファインド・イット)

SURF IS WHERE YOU FIND IT
ジェリー・ロペスさんの自伝。好きな理由はサーフィンと実生活との関連性を想像させてくれるところです。人生で次々に訪れる波にどう対応するのかを見事にひも解いてくれます。

Below the Waste
(ビロウ・ザ・ウェイスト)

Below the Waste
アート・オブ・ノイズの代表曲のひとつ『ロビンソン・クルーソー』。10 代で初めてカリフォルニアに行ったとき、この曲を聴いていたらみんなが話しかけてくれて、英語が上手く話せずシャイだった僕との架け橋になってくれました。

ORIGIN OF BLUE
(オリジン・オブ・ブルー)

ORIGIN OF BLUE
2000年初めの名作ロングボードムービー。ジョエル・チューダーとボンガ・パーキンス、ロングボーダーによるパイプ&バックドアアタックのパートが特に好きです。ディレクターを務めるのが枡田琢治さんなのもポイント。


[サーフィンライフ2018年11月号掲載記事を再構成]