サーフィン好きのオススメ映画・音楽・文学【vol.5】

高橋 淳さん サーフィン雑誌編集者


エディターの高橋淳さん1977年、埼玉県生まれ。千葉県在住。18 歳でサーフィンを始め、サーフショップスタッフや波情報スタッフを経てサーフィン雑誌編集者に。現在は弊誌の制作に携わるほか、ウェブメディアでもインタビューや映像のディレクションなどを手掛ける。

 

仕事柄、サーフィンの本や映像には四六時中、接しています。ですが、少し前に枡田琢治さん監督・プロデュースの『バンカー77』を映画館で鑑賞した際に再確認。コンセプトがしっかりとあり、時間と手間暇をかけて作り込まれた作品は心への響き方が全然違いました。本も映像も、良い作品は心のなかで波に乗っているような感覚になれて楽しいです。

サーチング・フォー・トム・カレンサーチング・フォー・トム・カレン
世界中の良い波を探しながら撮影された、トム・カレンのシグネチャームービー。ニアスやJベイの大きな波に描くラインが超シブいんです。特大バックドアのチューブもヤバい。 まさにソウルサーフィンの極み。音楽も最高です。

フォト・ストナー

フォト・ストナー1960 年代の名サーフフォトグラファー、ロン・ストナーの写真集。サーフィンをしていると何年経ってもふと思い出すワンシーンがあると思うのですが、これはすべての写真にそのような思いを抱けるところがたまりません。

サーファーズ&サーファーズⅡ

サーファーズ&サーファーズⅡ

横山泰介さんのライフワークである、サーファーのポートレートを集めた作品。サーファーが持つ独特のムード、その人の自然な姿が優しく映し出されているところが大好きです。サーファーって最高だなと、改めて思えます。


[サーフィンライフ2018年11月号掲載記事を再構成]

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