WSL CT2021年シーズンが2020年12月上旬 男 女ともにハワイで開幕を迎えた。しかし新型コロナウイルスの影響でその後の日程はキャンセルに。そんなツアーが帰ってくる。4月1日よりRip Curl Newcastle Pro pres. by Coronaのウェイティングがスタートする。
今回は2ヶ月間に渡りオーストラリアにて4戦が行われる。それに先立ちオーストラリア国外にいた選手、家族、スタッフたちはPCR検査後にチャーター機で同国に移動、14泊15日の事故隔離を行ない公衆衛生局のメディカルクリアランスを受け晴れて海へと向かうことができた。この厳しい隔離と開催を2つの州に絞ったことによりオーストラリアレッグは全戦を行えることが濃厚だ。
オーストラリアレッグにはCTツアラーで昨年はワールドランキング19年№6五十嵐カノアが参戦する。また、ウィメンズのCTにおいてリプレイスの1番手である都筑有夢路も同行しており、出場の可能性がありそうだ。残念なニュースとしてはコロへ・アンディーノ(USA)と神様、ケリー・スレーター(USA)がそれぞれ怪我で欠場することが決定している。コロへは五輪参加資格保持者なので、怪我の様子が気になるところだ。そのリプレイスにはマイキー・ライトとマット・バンティングのいずれもオーストラリア勢が決定している。
オーストラリアレッグが全戦消化されると残りはリオ、Jベイ、サーフランチ、チョープーの4戦。最終ランクのトップ5は世界チャンピオンを目指し、アメリカ・カリフォルニア、ロウワートレッスルズで行われるRip Curl WSL Finalsへの出場権を得ることができる。ワールドタイトルを目指すカノアもまずトップ5入りを目指したい。
CT 2戦 4 月 1 日~ 11 日 Rip Curl Newcastle Pro pres. by Corona
CT 3戦 4 月 16 日~ 26 日 Rip Curl Narrabeen Classic pres. by Corona
CT4戦 5 月 2 日~ 12 日 Boost Mobile Margaret River Pro pres. by Corona
CT 5戦 5 月 16 日~ 26 日 Rip Curl Rottnest Search pres. by Corona
プレスカンファレンスにはカリッサ・ムーア(HAW)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、イタロ・フェレイラ(BRA)、タイラー・ライト(AUS)、大会が開催されるニューキャッスル・メレウェザー、地元のヒーローであるライアン・カリナンも出席した。