サーフィンのお悩みを仲村拓久未プロが解決  Vol.6 中、上級編 スプレーを出す

Q.スプレーを出したい!

A.すべてはタイミングです
「ボードを当てる位置がバッチリで、ボードを返す時に身体が正しく連動していればスプレーは自然と飛ぶはず。ボードの動きにスムーズさやスピードがなく、少しでも詰まったライディングをしてしまうとスプレーは出にくくなります。ボトムからの動き、ボードの返し、すべてのタイミングが重要ですね。僕はいいライディングができたと思った時に限ってスプレーが飛ばないこともあります。その理由は今でも少しわからず。スプレーを出そうと力まず、気持ちいいタイミングを図ってみる方がサーフィンを楽しめると思いますよ」

波のスピードに乗った状態で、力まずリラックスしてサーフィン。ブレーキや詰まりを与えず、流れるようなライディングをしていれば、自然とスプレーは出るはずだ。レールをしっかりと入れて弧を描くようにターンしているから、スプレーのラインも美しく


TEACHER
仲村拓久未プロ
なかむら・たくみ●1996年生まれ。三重県出身。16歳でプロデビ ューし、19歳でJPSAのグランドチャンピオンに輝く。アグレッシブでスタイル溢れるサーフィンが持ち味。現在は拠点を湘南・鵠沼に移し、サーフィンスクール事業を展開するなど、幅広く活躍している。

こちらの掲載内容は2021年サーフィンライフ9月号を再編集し掲載しております。