パリオリンピックのヒート表が発表された。現在、WSL CTにおいてタヒチ・チョープーでの試合が行われており、女子はヴァヒネ・フィエロが優勝を果たした。彼女はタヒチローカルのため、五輪本番でもワールドチャンピオン経験者に勝利できる可能性を知らしめた。メンズも五輪ではカウリ・ヴァーストがクレジットされておりCTサーファーだから勝利できるほどチョープーの波は甘くなさそうだ。
肝心の日本選手のヒート表だが、日本の五十嵐カノアは2×チャンピオンのフィリペ・トレド(ブラジル)とアロンソ・コレロ(ペルー)との対決
コナー・オレアリーはガブリエル・メディーナ(ブラジル)とブライアン・ペレス(エルサルバドル)
稲葉玲王はレオナルド・フィオラヴァンティ(イタリア)とリオ・ワイダ(インドネシア)
松田詩野はカリッサ・ムーア(アメリカ)、テレッサ・ボンバロ(ポルトガル)
メンズが別としてウィメンズはグーフィーフッターが有利とされてきたが、ウィメンズのヒートの突っ込み具合を見るとそうとも言えなくなってきている。とはいえ10ptを出したタティアナ・ウェストン・ウェブも優勝したヴァヒネ・フィエロもグーフィー、フロントフッターの方がサイズが上がれば上がるほど相性が良さそうだ。
一方のメンズはある一定のレベルまでくれば後は波次第と言える。経験と運がモノをいう世界。
最後にケリー・スレーターの名前がなかったのは残念だ。