ラウンド2へとまわった松田詩野、五十嵐カノア、コナー・オレアリーの3人が全員、ストレートで勝ち上がった稲葉玲王とともにR3へ。

ISA/Pablo Franco

タヒチ・チョープーで行われているパリ五輪のサーフィン競技。
迎えた2日目は昨日R3へ進出を決められなかった2位と3位の選手がエリミネーションラウンドを戦った。
サイズは昨日より下がり、サイドオフもかなり強く吹いている乗り辛そうなコンディション。

日本人でまず登場したのは女子の松田詩野。昨日も対戦したテレサ・ボンバロ(ポルトガル)との対決。
そんななか難しい波で見事にチューブをメイクした松田が7.67ポイントをスコア。バックアップは揃えられなかったがトータル9.77ポイントと見事にR3へ進出を果たした。

ISA/tim mckenna

ISA/tim mckennaディープなバレルをメイクした詩野

次に登場したのは男子の五十嵐カノア。親友のレオナルド・フィオラヴァンティ(イタリア)とのCTサーファー対決。
手の内を知り尽くした相手に、ファーストウェイブでキッチリとバレルをメイクし7.17ポイント、ラストウェイブでも6.70ポイントをスコア。13.87対7.00で見事勝利した。

ISA/Pablo Jimenez

続いて登場したのはコナー・オレアリーはドイツのティム・エルターとの対戦。3本だけのライドにとどまったが、1本目で7.33ポイント、2本目で7.17ポイントをスコア。波が来ずリスタートとはなったもののしっかりと相手を圧倒してR3へと進んだ。

ISA/Pablo Jimenez



R3のヒート表が先ほど更新され、ストレートで勝ち上がった男子の稲葉玲王はヒート2で2×ワールドチャンピオンのフィリペ・トレド(ブラジル)、ヒート5では五十嵐カノアが3×ワールドチャンピオンのガブリエル・メディーナ(ブラジル)、ヒート8でコナー・オレアリーが現在CTで5位のイーサン・ユーイング(オーストラリア)と対戦する。
ハードなヒートだが、メダルを獲得するためには遅かれ早かれ倒しておかないといけない相手だけに、我々も全力で現地の選手にパワーと声援をおくろう押忍🥋

一方女子の松田詩野はナディア・エロスターべ(スペイン)と対戦。こちらはR1で8.33ポイントをスコアするなどグーフィーの選手。調子を上げている松田に期待したい。

コンディションの悪化でウェイティングの可能性もあるため、こまめにISAのサイトをチェックしよう。

Go Naminori Japan !

https://isasurf.org/event/paris-2024/

TVerでは全試合を放映予定、ぜひ下記からチェック!
https://olympics.com/ja/paris-2024/schedule/surfing