patagoniaがイベント「UNTRACKED (アントラックド)」を開催する。10/25白馬ストアよりスタート、仙台ストア、東京・神田ストア、札幌北ストアの4ストアで開催される。

PHOTO: © Yusuke Kunimi

patagoniaよりメンブレンも撥水も全てがPFAS不使用で昨年登場したウェアUNTRACKED(アントラックド)シリーズ。 面ツルのノートラックのパウダー、新たにトレイルを開拓していく、未滑走の斜面にラインを刻むなど、滑り手にとって様々な意味合いを持つこのUNTRACKED(アントラックド)という言葉。このUNTRACKEDをテーマにこれまでの記憶に残る山行、思い入れのある製品について2名のゲストによるトーク・セッションを開催する。

ゲストには滑る道具、メインで活動するエリア、もしくは滑るという行為に対しての考え方も異なる可能性があるゲストをあえて組み合わせトークセッションを繰り広げる。開催ストアのローカルであるDJを招き心地よい音楽とともに、今シーズンの製品を試着したりゲストと歓談できる時間を設ける予定だ。

UNTRACKEDイベントページ
https://info.patagonia.jp/category-events/snow/

予約不要・参加費無料

■イベント日時/各会場

10/25 (金) 18:30-20:00    白馬ストア        トークゲスト 大池拓磨 / 遠藤尚
白馬ストア・イベントリンク

10/26 (土) 18:30-20:00    仙台ストア         トークゲスト 玉井太朗 / 遠藤尚  
 仙台ストア・イベントリンク

11/1  (金) 19:30-21:00   東京・神田ストア      トークゲスト 加藤彩也香 / 中島力 
東京・神田ストア・イベントリンク

11/2  (土) 18:30-20:00    札幌北ストア         トークゲスト 丸山隼人 / 加藤彩也香
札幌北ストア・イベントリンク


大池 拓磨
スキー・アンバサダー
スキーヤーの父を持つ大池は、北海道函館市で生まれ育ち、立つのと同時にスキーをはじめる。中学生からモーグル競技をはじめ、モーグルコースまでのマッシュやクリフで遊ぶのが楽しくて仕方なかった。大学の合宿で白馬を訪れ、そそり立つ山の壮大さに魅せられ移住を決意。表彰台に上がる喜びよりも観客を盛り上げることに魅力を感じ、現在は山岳フリースタイルスキーヤーとして活躍している。白馬を拠点に、日本各地や海外でパフォーマンスを磨き、独自のラインと新しい世界を切り拓くべく挑戦しつづけている。


遠藤 尚
バックカントリースキーヤー
3歳からスキーの魅力に引き込まれ、27歳までモーグル日本代表選手として活動、3度の冬季五輪やアジア記録を残した。時を同じくしてバックカントリースキーヤーとしての活動を開始。現役引退後は個人活動の場をバックカントリーに移し、バックグランドのモーグル日本代表コーチも務めている現在は宮城県を拠点に会社を経営、スポーツイベント企画運営やスポーツチームや子供達に運動指導を行う。


玉井 太朗
スノーボード・アンバサダー
スノーボーダーであると同時に波乗りも愛する玉井太朗は自らをスノーサーファーと表現し、「雪、波。ふたつは相似する、人間と地球との純度の高い接触点である」とのビジョンを訴えつづけてきた。メキシコのシークレットで波に乗っているかと思えば、アラスカの急峻な斜面の開拓を成したメンバーでもある。現在は北海道ニセコに拠点を構え、毎日のように降りつづく世界屈指の粉雪との関係を研究し、誰もいない冷たい海のスポットを開拓しながら、写真、映像、文章、そして自らデザインするボード「gentemstick」でボードカルチャーの本質を追い求めている。


加藤 彩也香
スノーボーダー
佐賀県出身、現在は長野県・大町在住。幼い頃より両親の影響で海から山まで自然と親しむようになる。ホームマウンテンは、HAKUBA VALLEY。自然地形を自由に滑るマウンテン・フリースタイラーとして、日本のガールズスノーボードシーンを牽引するライダーのひとり。2024年 FREERIDE WORLD TOUR ジャパンシリーズでは見事優勝を飾った。また近年は、雑誌やブログ、ブランドコンテンツなどの執筆や映像作品での表現活動にも力を注ぎ、ライディング以外にも自然の美しさやそこで得た学びや喜びなど自らの実体験をもとに伝えている。心のホームマウンテンは阿蘇山。趣味は花を育てること。

中島 力
フリースタイルスキーヤー
少年の頃スキーキャンプに参加しスキー人生をスタートさせる。高校生の時、山籠り生活の中でローカルがコースなど関係なく、スキー場を山として自由自在に滑り遊ぶ姿を見て、より深くスキーに目覚める。2000年にはウィスラーにてスキーインストラクター資格に加え、世界初のフリースタイルスキーのインストラクター資格を取得。それと並行し、数々のフリースタイル大会に出場。雑誌やDVD等でその勇姿を披露中。北信〜南東北エリアが最も得意


丸山隼人
スノーボード・アンバサダー

ニュースクール全盛期のころからフロントラインで活躍しつづける丸山隼人は、ピークからボトムまでのあらゆる地形を滑り、またその魅力を表現した地形作りにこだわりを見せる。90年代初頭からスノーボードクロスなどさまざまなコース制作に携わり、2005年には自身が主宰するキャンプイベント「THE WALL」にて世界初の雪造BOWLを制作。BOWLムーブメントの原点となったこのイベントを中心に、あらゆる3D地形のコースを制作しつづけてきたスロープデザインのパイオニア。現在その経験を活かし、現在白馬八方尾根で展開する常設パーク「HAPPO BANKS」のコースレイアウトにも従事。また、〈SLOPE PLANNING〉代表を務め、スノーボードライフのより深い楽しみ方を伝えるツアーやイベントを企画している。