パタゴニアより次世代のカスタム・ウェットスーツが誕生

1973年にカリフォルニア州ベンチュラで設立されたアウトドアブランド「パタゴニア」では、機能性と環境へのインパクトを最小限にするウェットスーツを研究、開発しており、アンバサダーやフィールドテスターのフィードバックをもとに最高の製品が作られている。
革新的な天然ラバー、ユーレックスは石油ベースのネオプレンに代わる植物由来。同社では2016年からネオプレン不使用のウェットスーツが製品化されている。
今回、日本支社独自の試みとしてユーレックス天然ラバーを輸入し圧倒的な乾きの早さを誇る起毛素材「DMR（DRY MAXR）」を国内で貼り付けカスタムオーダーに対応した。この起毛素材は回収したペットボトルを使用したリサイクルポリエステル糸ECO BLUE®から作られており環境へのインパクトを考慮したマテリアルとなっている。また、有害な有機溶剤の接着剤ではなく水性ボンドを使用し縫製も日本で行われている。カスタムオーダーできる日本独自の1着は着用感も高く、表面がジャージなので耐久性にも優れ長く愛用することができる。種類はフロントジップとバックジップの２タイプで今冬にかせないセミドライウエットスーツだ。