
ISA/Pablo Franco
エルサルバドルのラ・ボカナを舞台に9月4日から13日まで開催された「2026 Surf City El Salvador ISA World Junior Surfing Championship(ISAワールドジュニアサーフィン選手権)」が終了した。
3〜4フィートのコンディションで行われた最終日、オーストラリアが圧倒的な強さを見せ、6つの個人メダルを獲得。そのうち3つの金メダルを手にし、3年連続、通算10度目となる団体優勝を果たした。団体2位はアメリカ、3位はブラジル、4位はペルー。日本は5位に入った。

ISA/Sean_Evans Leihani Zoric

ISA/Sean Evans Lucy Darragh
オーストラリアが3カテゴリーを制覇
今大会で際立ったのがオーストラリアの層の厚さだった。U18女子では、わずか13歳のレイハニ・ゾリックが優勝。ファイナルでは16.00という今大会の同カテゴリー最高となるヒートトータルをマークし、U18女子ではISA史上最年少となる世界ジュニア王者に輝いた。U16女子では、現在WSLチャレンジャー・シリーズにも参戦しているルーシー・ダーラが優勝。2025年大会では銅メダルだったが、今年は悲願の金メダルを獲得した。そしてU16男子では、ロカナ・カレンが圧巻のパフォーマンス。ファイナルで16.44というエクセレントなヒートトータルを叩き出し、他を寄せ付けずに世界ジュニアタイトルを獲得した。
オーストラリアはこの3カテゴリーを制覇し、改めて世界ジュニア世代における圧倒的な選手層を見せつけた。唯一、オーストラリア勢の完全制覇を阻止したのがU18男子のアメリカ、ジェット・モーガンだった。17歳のモーガンは準決勝で9.00をマークするなど大会を通じて好調を維持。ファイナルではベン・ザナッタ・クリーグ、前年のU16世界ジュニア王者オーシャン・ランカスターとの僅差の勝負を制し、アメリカに金メダルをもたらした。

ISA/Pablo Jimenez
松野太郎がU16男子で銀メダル
日本チームでは、U16男子の松野太郎が見事な結果を残した。ファイナルではオーストラリアのロカナ・カレンに次ぐ2位となり、銀メダルを獲得。オーストラリア勢が圧倒的な強さを見せるなか、その牙城に食い込み、世界ジュニアの舞台で堂々のメダルを手にした。日本はさらにU18女子で高橋花音が5位に入るなど、複数の選手が上位進出を果たした。若い世代の日本代表「波乗りジャパン」は団体5位。今大会で得た経験を今後につなげ、次世代の日本サーフィン界を担う選手たちのさらなる成長にも期待したい。

ISA/Pablo Jimenez

ISA/Sean Evans
日本代表 最終順位
国別ランキング 5位
U18 Boys
足立海世 37位
髙井汰朗 28位
佐藤賴斗 19位
U18 Girls
高橋花音 5位
窪田怜 10位
石井有沙 37位
U16 Boys
松野太郎 2位
和氣堆人 10位
髙井悠二朗 13位
U16 Girls
馬場心 73位
山本璃々 25位
石田海夏 37位
RESULTS
団体
金:オーストラリア
銀:アメリカ
銅:ブラジル
カッパー:ペルー
U18女子
金:レイハニ・ゾリック(AUS)
銀:ゾーイ・ジーツ(NED)
銅:ルアラ・マンデリ(BRA)
カッパー:ビクトリア・ムニョス・ラレッタ(ARG)
U18男子
金:ジェット・モーガン(USA)
銀:ベン・ザナッタ・クリーグ(AUS)
銅:オーシャン・ランカスター(AUS)
カッパー:ジョン・ミュラー(BRA)
U16女子
金:ルーシー・ダーラ(AUS)
銀:ゾーイ・パネティエール(USA)
銅:アラニ・モース(NZL)
カッパー:タキヘイ・エラコット(TAH)
U16男子
金:ロカナ・カレン(AUS)
銀:松野太郎(JPN)
銅:リオ・ルーサー・バー(AUS)
カッパー:ルッカ・バリエントス(PER)
https://isasurf.org/event/2026-isa-world-junior-surfing-championship/













