
Kanoa Igarashi Photo by Emma Sharon/World Surf League
五十嵐カノアが圧巻の17.00!
ローワー・トレッスルズでホームの声援を背に快勝。コナー・オレアリーはR2敗退
2026年9月16日、カリフォルニア州サンクレメンテのローワー・トレッスルズで「2026 Lexus Trestles Pro」が再開され、メンズのRound 2が行われた。
3~4フィートのセットが入る風の入ったローワー・トレッスルズを舞台に、ワールドタイトル争い、そして2027年シーズンに向けたポストシーズンの出場権をめぐる重要な戦いが繰り広げられた。
この日の日本勢では、ホームで五十嵐カノアが圧巻のパフォーマンスでRound 3進出を決めた一方、コナー・オレアリーはRound 2で敗退。日本勢の明暗が分かれる一日となった。
五十嵐カノアがオンファイヤー圧巻の17.00
Round 2のHeat 7に登場した五十嵐カノアは、サンクレメンテ出身のクロスビー・コラピントと対戦。ハンティントンビーチで生まれ育ったカノアにとっても、ここローワー・トレッスルズは自身のホームに近い場所。そんな舞台で、カノアは序盤からハイレベルなサーフィンを披露した。
まず序盤に8.00をスコアすると、ヒート終盤にはさらにパフォーマンスのレベルを引き上げ、9.00をマーク。ベスト2ウェイブの合計を17.00まで伸ばし、クロスビー・コラピントを12.40に抑えて勝利した。
カノアは終始アグレッシブなサーフィンを見せ、最後までクロスビーに逆転のチャンスを与えない圧倒的な内容。ローワー・トレッスルズというハイパフォーマンス・サーフィンの聖地で、17.00という大きなヒートスコアを叩き出した。
動画:Kanoa Igarashi – 17.00 Heat Total
https://www.worldsurfleague.com/posts/560036/igarashi-finds-another-level-to-unleash-a-1700-heat-total-lexus-trestles-pro
https://www.instagram.com/p/DdXUt1ggab0/?img_index=1&stkn=ajBtOThyZHJ6enQ0
この勝利でカノアはRound 3へ進出。次のヒートではサミュエル・プポ(BRA)と対戦する。

Kanoa Igarashi Photo by Emma Sharon/World Surf League

Connor O’Leary Photo by Pat Nolan/World Surf League
コナー・オレアリーはカラム・ロブソンに敗れる
Round 2の最初のヒートには、もうひとりの日本勢、コナー・オレアリーが登場。対戦相手はオーストラリアのカラム・ロブソン。
コナーは序盤からスコアを探したものの、ロブソンが12.27をまとめたのに対し、コナーは8.83。最後まで逆転を狙ったものの、スコアを伸ばし切ることができず、8.83-12.27で敗退となった。これで今回のLexus Trestles Proにおけるコナーの戦いは終了。この後はアジア競技大会へ参戦するために帰国する。

Lower Trestles, San Clemente, California. Photo by Pat Nolan/World Surf League
地元サンクレメンテ勢も躍動
この日のローワー・トレッスルズでは、地元サンクレメンテ勢も存在感を発揮した。カノアが破ったクロスビー・コラピントの兄、グリフィン・コラピントはリオ・ワイダ(INA)と対戦。一時はリオにリードを許したものの、6.83、5.80とスコアを重ね、さらにヒート終盤に7.67をマークして逆転。トータル14.50で勝利した。
2025年のワールドタイトル争いで2位となったグリフィンは、地元ファンの大きな声援を背にRound 3へ進出している。
そのほか、ヤゴ・ドラ、イタロ・フェレイラ、コール・ハウシュマンドらもRound 3進出を決めた。
2026 Lexus Trestles Pro
Men’s Round 2 全結果
HEAT 1カラム・ロブソン(AUS)12.27 DEF. コナー・オレアリー(JPN)8.83
HEAT 2グリフィン・コラピント(USA)14.50 DEF. リオ・ワイダ(INA)12.87
HEAT 3ヤゴ・ドラ(BRA)14.33 DEF. オスカー・ベリー(AUS)11.83
HEAT 4カウリ・ヴァースト(FRA)12.20 DEF. バロン・マミヤ(HAW)10.53
HEAT 5マルコ・ミニョー(FRA)14.43 DEF. ジョアン・チアンカ(BRA)11.77
HEAT 6イタロ・フェレイラ(BRA)14.26 DEF. イーライ・ハネマン(HAW)12.40
HEAT 7五十嵐カノア(JPN)17.00 DEF. クロスビー・コラピント(USA)12.40
HEAT 8イーサン・ユーイング(AUS)12.37 DEF. アレホ・ムニス(BRA)11.50
HEAT 9ルーク・トンプソン(RSA)13.87 DEF. レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)6.90
HEAT 10コール・ハウシュマンド(USA)14.00 DEF. モーガン・シビリック(AUS)5.40
HEAT 11アラン・クレランド(MEX)13.26 DEF. ジョージ・ピッター(AUS)11.67
Men’s Round 2
HEAT 12サミュエル・プポ(BRA) vs ジェイク・マーシャル(USA)
HEAT 13ガブリエル・メディーナ(BRA) vs マテウス・ハーディ(BRA)
HEAT 14ジャック・ロビンソン(AUS) vs セス・モニーツ(HAW)
HEAT 15リアム・オブライエン(AUS) vs フィリペ・トレド(BRA)
HEAT 16ミゲル・プポ(BRA) vs ラムジ・ブーキアム(MAR)
Women’s Round 2 結果
この日は女子のRound 2から進行し、以下のヒートが行われた。
HEAT 4ヨランダ・ホプキンス(POR)11.96 DEF. サリー・フィッツギボンズ(AUS)11.37
HEAT 5タイラー・ライト(AUS)10.67 DEF. フランシスカ・ヴェスコ(POR)7.17
HEAT 6ベラ・ケンワージー(USA)13.33 DEF. ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)10.77
HEAT 7エデン・ワラ(USA)11.83 DEF. ナディア・エロスタルベ(ESP)8.73
HEAT 8キャロライン・マークス(USA)15.67 DEF. キラ・ピンカートン(USA)12.50
大会は9月17日も継続予定。現地時間午前7時にコンディションを確認し、早ければ午前7時32分から競技がスタートする予定となっている。五十嵐カノアは17.00という強烈なパフォーマンスを残して次のラウンドへ。シーズン終盤戦、ローワー・トレッスルズで再びそのサーフィンを見せられるか注目される。
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