サーフィンライフ アーカイブ Vol.39 2005年5月号:ミック、パーコ、ディンゴ、君たちは若かった

しなやかでスタイリッシュなエアーを決める、ミック・ファニングのエアーが表紙の2005年5月号はオーストラリア・ゴールドコースト特集。

1970年代以降、オーストラリアのサーフシーンをリードしてきたのは、トム・キャロルやオッキー(マーク・オクルーポ)などを輩出したシドニー周辺でしたが、この3人の登場でその中心はゴールドコースト、厳密にいえばクーランガッタに戻ってきました。ミック・ファニング、ジョエル・パーキンソン、ディーン・モリソンとそれぞれが異なるサーフスタイルを持つこの3人は”クーリーキッズ”と呼ばれ、その後のシーンを牽引していきました。3人とも同じ年で高校も一緒、そして全員がCTサファー。日本でいうと何でしょうね、全員が大阪桐蔭って感じ? 笑 この3人をフィーチャーしたムービー「3 Dgrees」も当時リリースされ、大ヒット。特にスナッパー、キラのパートがヤバイので、もしかしてまだ観てない方は、UPされてましたので、YOU TUBEで拾ってみてください。

ゴールドコーストマップ。こう見ると、全ポイントでサーフしたな。ゴールドコーストは、レギュラー天国ですね〜

2004年、フリーサーフィン中に大腿部に大怪我をしたミックのインタービュー。一時復帰できないのでは?とも噂されていましたが、翌年ツアーの無事復帰、初戦のスナッパーで劇的優勝を遂げました。当時23歳。

同じ初戦でワイルドカードとしてCT初出場にも関わらず、優勝してしまったのがステファニー・ギルモア。当時なんと17歳。ちゃんと学校に通いながら試合に出場したというのは有名すぎるエピソード。ステフさんは、クーランガッタのお隣、ツイードヘッズの出身。目標にしていたサーフスタイルがパーコと言いますから、納得。このカットバックのアプローチ、そっくりです。

他のページで若かりし修自さん発見。いつも時代もモテるとはこういう事ですな。今、若手の俳優さんでにてる人いますよね?