東京五輪への最後のスロットを争うISAワールドサーフィンゲームスの日程変更が発表された

El Sunzal will host one of the two podiums for the 2021 World Surfing Games. Photo: ISA / Sean Evans

ISA(インターナショナル・サーフィン・アソシエーション)は東京五輪への最後のスロットル(男子5枠、女子7枠)をかけて戦う「サーフシティ・エルサルバドル・ワールドサーフィンゲームス」の日程変更を発表。戦いは2021年5月29日から6月6日の日程で行われ、既に出場を決めているCTサーファーも含めて参加することになる。

既にWSGの出場権を得ていた五十嵐カノア(CT枠で決定)、村上舜(条件付き内定)、松田詩野(条件付き内定)、都筑有夢路とともに先日行われたジャパンオープンオブサーフィンの覇者、大原洋人、前田マヒナも波乗りジャパンとして参戦する。

大原洋人が五輪出場枠を獲得するには、5位以上になりかつ村上舜よりも上の順位に入る必要がある。

都筑有夢路と前田マヒナが出場権を獲得するには7位以内に入ることが絶対条件。7位以内に都筑と前田が入ればその2人が、どちらか1人ならばその選手と松田が五輪出場となる。仮に7位以内に全員入っても松田がこの2人よりも順位が高ければ自力で出場を確定できる。松田のみまたは誰も7位以内に入れなければ松田のひと枠のみの出場権となる。

五輪出場するための最後のチャンスだけに各国とも熾烈な戦いとなるだろう。

※五輪出場は各国男女各2名 現在、男子は五十嵐と村上の2枠、女子は松田の1枠を獲得している。ただ、五十嵐はCTランキングからの選出で確定だが、村上と松田は2021年に行われるWSGの他の日本人の結果によるため条件付きの内定となっている。