ミッドレングスならではのフローで優雅なライディングを目指す!

バックサイド


長いボトムターンを意識!

 

バックサイドで波のパワーゾーンを外さないためには、膝で微調整できるつま先側のレールを主に使えるように、一度横に走って、カットバックで合わせる乗り方がおすすめだ。だが波が掘れたら、写
真のような長いボトムターンができるのもミッドレングスならでは。小林プロはその魅力をこう話す。「サーフボードが持つ浮力を生かして、カカトで長く踏み込めば、その分ターンが伸びていくんです」

シークエンス別に解説!

1_ ボトムをしっかり見ながらテイクオフ。サーフボードの浮力が大きく瞬時にレールを利かせられないので、このときからレールを使い出そうとしている。

2_ 身体ごと前に荷重しながら波側のレールを入れる。これだけしっかり荷重できるのは、浮力のあるミッドレングスだからこそ。

3_テイクオフとともにボトムターンに入る。

4_ 少しだけ後ろ足の荷重を強めてターンを促す。

5_目線と前肩を行き先へ送りながら、上体を起こしていく。

6_ 同じ体勢でサーフボードが付いてくるのを待つ。

7_ 後ろの肩をあげることによって、さらにカカト側のレールが利いてターンが伸びていく。

8_ここで抜重し、後ろ肩を下げてレールを切り替える準備。身体を動かしてもサーフボードは走り続けている。

9_さらに後ろ肩を下げて抜重。走り続けるサーフボードから、どれだけボトムターンで荷重していたかがうかがえる。