バックサイド
前の手をリードにしながら身体を開く
「バックサイドの方がサーフボードを傾けるときにかかとで力を入れやすいため、コツさえ掴んでしまえば意外と簡単に思えるかもしれません。見える範囲が限られているので、ポイントが絞られて、自然と動作が丁寧にできると思います。一番のコツとしては、前の手を常に行きたい方向へ差し出してあげること。とくにトップに向かう際は、手を挙げれば上へと行きやすく感じるはずです」。前の手をリードにして、身体を開いてボトムターンに入れば視野を広く保つこができ、さらに可動範囲も広がる。
1.前足で荷重しながらボトムへ降り、肩越しに進行方向を見る。
2.レールを波側に立てる直前の体勢。前の手は少しずつ波側へリード。
3.前足の膝をさらに曲げて、かかとでレールを立てていく。前の手はさらに波側へ。ボトムでサーフボードがターンし始める。
4.前の手のリードとともにさらにレールを立て、後ろ足を踏み込みターンに角度をつける。
写真/高橋賢勇 取材・文/高橋 淳 ライダー/加藤嵐プロ
[サーフィンライフ2018年11月号掲載記事を再構成]
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