「ISA ワールドサーフィンゲームス エルサルバトル」の開催延期が決定

国際サーフィン連盟(ISA)が南米・エルサルバトルで5月9日〜17日間で開催予定であった「2020 ISAワールドサーフィンゲームス」の延期をアナウンスした。

延期の決定はご存知にように現在国際的に深刻な問題となっている新型コロナウィルスの影響によるもの。サーフィンのWSLはもちろん、他のプロスポーツリーグをはじめ、現在、世界中でスポーツイベントの延期、または中止という決定がなされている中でこの判断は避けられないものであった事が推測される。延期の日程は6月6〜14日とされているが、今後、IOC(国際オリンピック連盟)やWSLと密接な協議を計りながら、4月20日に国際的状況を再度検討し、開催について再度アナウンスされるとのことだ。このワールドサーフィンゲームスは、今夏開催の2020東京オリンピックサーフィン競技の各国代表選抜に向け最もプライオリティの高い大会として位置づけされており、本大会終了後には正式にオリンピックへ出場する選手が決定する非常に重要な試合。しかし、オリンピック自体の開催が一部報道や各国のオリンピック、またスポーツ連盟の要望により延期、もしくは中止という声を受け、危ぶまれている現状もある。とにかく一刻も早いウィルスの世界的収束を願いつつも、今後の状況を見守るしかないようだ。

ISAの声明はこちら(英語)