WSL CS第2戦ポルトガルは男女ともにハワイアンが制した。松田詩野は5位、大原洋人は9位

メンズのR16はかなりのビッグスウェルの中行われた。左は大原。Photo by Damien Poullenot/World Surf League

ポルトガルのエリセイラで行われていたWSL CS第2戦「MEO Vissla Pro Ericeira」が終了し、ハワイアンの男女イズキール・ラウとルアナ・シルヴァが激戦を制した。
今回の大会は波にも恵まれ、途中はかなりのビッグウェイブサイズとなり見応えのある大会となった。今回、松田詩野がキャリアハイの5位を獲得、大原洋人もラウンドオブ16で敗れたものの9位に入った。

Photo by Damien Poullenot/World Surf League

優勝した元CTサーファーのイズキール・ラウ。リクオリファイ決定も近い。Photo by Damien Poullenot/World Surf League

WSL CS MEO Vissla Pro Ericeira
メンズ
優勝 イズキール・ラウ(ハワイ)
2位 ジャクソン・ベイカー(オーストラリア)
3位 ナット・ヤング(アメリカ)
3位 イマイカラニ・デバルト(ハワイ)

ルアナ・シルヴァもこの優勝でクオリファイが見えてきた。Photo by Damien Poullenot/World Surf League

ウィメンズ
優勝 ルアナ・シルヴァ(ハワイ)
2位 ガブリエラ・ブライアン(ハワイ)
3位 ポーリン・アド(フランス)
3位 アリアネ・オチョア(バスク(スペイン))

日本から限られたサーファーしか出場できないハイレベルなCSに出場しているのは、メンズで村上舜、大原洋人、西修司、稲葉玲王そして五十嵐カノアが、ウィメンズは都筑有夢路、松田詩野、脇田紗良、野中美波、黒川日菜子、前田マヒナ。狭き門のCTへのクオリファイを目指し、残り2戦全力で挑んでくれるだろう。

5位に入った松田詩野。自身のキャリアハイのリザルトを残した。Photo by Damien Poullenot/World Surf League

9位に入った大原。次戦のフランスではビッグリザルトが欲しい。Photo by Damien Poullenot/World Surf League

残り2戦のCSでCTへのクオリファイに向けた戦いが続いていく(五十嵐カノアはCTランキングからクオリファイしている)。
WSL CSランキング
メンズ
1位イズキール・ラウ(ハワイ)
2位ジェイク・マーシャル(アメリカ)
3位イマイカラニ・デバルト(ハワイ)
4位ナット・ヤング(アメリカ)
5位グリフィン・コラピント(アメリカ)CTランクからクオリファイ
5位リアム・オブライエン(オーストラリア)
7位ジャクソン・ベイカー(オーストラリア)
8位レオナルド・フィオラバンティ (イタリア)CTランクからクオリファイ
9位五十嵐カノア(日本)CTランクからクオリファイ
10位カラム・オブライエン(オーストラリア)
11位村上舜(日本)
12位コール・ハシュマンド(アメリカ)

↑クオリファイラインは12位までだが、CTからのクオリファイ選手がいた場合は繰り上がりで選ばれる

22位大原洋人(日本)

ウィメンズ
1位ガブリエラ・ブライアン(ハワイ)
2位ブリッサ・ヘネシー(コスタリカ)
3位ルアナ・シルヴァ(ハワイ)
4位ポーリン・アド(フランス)
5位ケイティン・シマーズ(アメリカ)
5位アリアネ・オチョア(バスク(スペイン))
↑クオリファイラインは6位まで

14位松田詩野(日本)
15位脇田紗良(日本)

フランスでの戦いが10月16日から、そして11月にはハワイでのCS最終戦があり、クオリファイする選手が発表になる。
CS(チャレンジャーシリーズ)
10月16日〜10月24日  Quiksilver/ROXY Pro France(フランス・ホセゴー)
11月25日〜12月7日    Haleiwa Challenger(HAW ハレイワ)

日本人選手のアツイ戦いを応援しよう!
WSL