サーフィン好きのオススメ映画・音楽・文学 【vol.3】

徳井直生さん QOSMO代表・アーティスト・博士(工学)


徳井直生1976 年、石川県生まれ。東京大学などで人工知能(AI)と人間の創造性に関して教鞭をとるとともに、人工知能に基づいた音楽や映像を制作する。DJとしても活動し、数々のイベントを手掛ける。現在は湘南在住。ほぼ毎日サーフィンをしている。

 

人工知能(AI)の研究という頭でっかちになりがちな日々のなか、サーフィンは自分の肉体を感じられる貴重な時間。人間と人工知能の根源的な違いは、人間が生身の身体を持っていること。朝の出勤前、30 分でも頭を空っぽにして海に浸かれば身体とのつながりが呼び覚まされます。夜は家でカルチャーに触れながら海を思い、身体をゆるめています。

カム・アロング
カムアロング

1980年に発売された山下達郎さんのミックステープ。A面はディスコDJ風、B面はハワイのラジオステーションがテーマになっていて、曲と曲の間にノースショアの波情報がはさまっています。常夏の海を感じる音源です。

ビッグ・ウェンズデー

ビッグ・ウェンズデー1960 年代のカリフォルニアを舞台にしたあまりに有名なサーフィン青春映画ですが、人生の悲哀、友情、反戦などさまざまな切り口があり、観るたびに新しい発見があります。年齢とともに感じ方が変わっていく映画です。

ウェーブ・アーカイブウェーブ・アーカイブ

クリエイティブディレクターの山崎みどりさんが、世界中のサーフポイントの波データを独自のソフトウェアでグラフィカルに表現したプロジェクトの記録。ウェブ書籍がこちらから見られます。
http://bit.ly/wave_archive