ムラサキスポーツ チャンピオンズ・パーティーが開催され、豪華ライダーが集結した

株式会社ムラサキスポーツのライダー達のなかで特に活躍をした選手達が表彰された「2018-2019 WORLD&JAPAN CHAMPIONS PARTY」が5月9日に開催された。

表彰されたライダー陣は豪華の一言。サーフィン、ボディボード関係では、昨年のJPSAグランドチャンピオン野中美波、2×JPSAロングボードチャンピオンの田岡なつみ、2×JPBA(国内チャンピオン)で電撃引退を表明した永井那旺、そしてAPBワールドツアー女王に史上初めて日本人として輝く快挙を成し遂げた鈴木彩加も登壇した。

他にも若き天才スケーターと称される、池田大亮、13歳にしてX-GAMES BIG AIRチャンピオンに輝いた村瀬心椛、BMXの全日本フリースタイルチャンピオン中村輪夢、スケートボード競技で五輪への出場も有力視されている第一回のストリート世界選手権の覇者、西村碧莉も表彰された。

怪我や遠征の為、表彰式を欠席したスケートの堀米雄斗、スノーボードX-GAMES BIG AIRのチャンプ大塚健など今期も国内外で大活躍が予想される。

注目度の高い選手達の登場とアクションスポーツへの注目度の高さからマスコミも多数会場に駆けつけた。他にも多忙ななかライダーの大橋海人、渡辺寛、村田嵐、吉岡智文氏の姿もあり会場は大盛り上がり。

ぜひ、今期もムラサキスポーツのライダーの活躍を注目をしてもらいたい。

(左より:田岡なつみ、鈴木彩加、永井那旺、野中美波)

 


野中美波(のなか みなみ)
2001年8月22日生まれの女子高生サーファー。2018年はJPSAショートボード・ウィメンズグランドチャンピオンに輝き、今シーズンも海外の大会でウィメンとジュニアでダブル優勝を果たすなど成長著しい17歳。小さい身体からは想像できないほどのダイナミックかつキレのあるサーフィンが真骨頂で海外勢にも引けをとらない。残念ながら9月のISA ワールドサーフィンゲームス(波乗りジャパン代表)の選出からは漏れたが、来年の同大会に代表で選ばれ出場し好成績を残せば代表入りの可能性は残されている。今年は世界(WSL QS)を中心に転戦予定とのこと。

 


田岡なつみ(たおか なつみ)
1994年8月12日生まれ。2×JPSAロングボード・ウィメンズグランドチャンピオン。繊細なノーズライディングだけでなく、リエントリーの当て込みなどオールラウンダーで隙がない。バリのJPSA緒戦にて6ft級のビッグウェイブにも臆することなく突っ込む姿は感動的だった(JPSA緒戦は優勝を果たす)。ダイナミックなライディング、ショートボードのプロ資格も有するなど笑顔が似合う無敵のサーファーガール。今年も活躍が期待され、ISA世界戦の代表にも内定している。そのため今年は海外での戦いも例年以上に増えてきそうだ。

永井那旺(ながい なお)
1992年7月13日生まれ。昨年2年連続のJPBAのチャンピオンに輝き惜しまれつつも引退を表明。若くして国内ボディボード界を引っ張り続けた功績はとても大きい。学生時代から学業とボディボードを両立しており、インタビューからも聡明な人柄が伺えた。今後の活躍に期待したい。


鈴木彩加(すずき あやか)
1995年5月22日生まれ。日本のツアーにおいて最年少でプロに転向し世界に挑戦し続け、昨年遂に世界女王に輝いた。これは歴史に残る快挙で前人未到の偉業(日本人初)。テクニックだけでなく、キュートなルックスとトーク、メンタルの強さもブラッシュアップされ磨きがかかり2連覇も射程圏内だといえる。メキシコでのトレーニングを経てツアーの緒戦を迎える予定とのことで、今年もボディボードの世界をアツくしてくれそうだ。