photo from @kanoaigarashi
五十嵐カノアが自身のインスタグラムで昨日、長年のメインスポンサーであるクイックシルバーとの契約更新を報告した。7月に開幕するオリンピックに向け、アスリートとしてはやはりそれに向けたトレーニング、及び競技に集中したいもの。今回の契約更新もそういった意味において、カノアの不確定な要素は一切排除し、金メダル獲得へ向け、用意周到な準備であるとも受け取れる。本誌9月号に掲載されたインタビューでは「サーフボードになんでもかんでもステッカーを貼る類のサーファーにはなりたくない。貼るのは、クイックシルバー、レッドブル、オークリーのようなコアスポンサーのものにしたいんだ」と語っている事からも、これまで長年のリレーションを計ってきた各スポンサーとオリンピックイヤーもしっかりとタッグを組んで行きたいという意志も同時に汲み取れる。情報によると複数年の契約更新とのことだ。以下は同時にポストされたカノアのコメント。
”クイックシルバーと再契約できてこれ以上のことはないよ。今の僕があるのも10年前に契約してくれた彼らのおかげだと思っている。これは一生忘れられないこと。2020年はこれまで以上の素晴らしい年になりそうだし、これからも楽しみ。再契約できて本当に感謝しているよ”
名実ともに今やクイックシルバーのトップライダーとなったカノア。先日発表されたエルサルバトルで開催される「ワールド・サーフィンゲームス2020」に出場さえすれば、WSL CT枠での条件をクリアしているカノアはその成績に関係なくオリンピックへの本出場が確定する。
