CT第3戦 MEO Pro Portugal Presented By Rip Curlはグリフィン・コラピントとタティアナ・ウェストン・ウェブが優勝し幕を閉じた。ファイナルデーは波も小ぶりでコンスタントでなく難しいコンディション。
ウィメンズの世界タイトル獲得経験者のステファニー・ギルモア、カリッサ・ムーアはそんな難しいコンディションに翻弄され敗れた、またイタロ・フェレイラ、ジョン・ジョン・フローレンスという、こちらも世界王者を獲得している強者もあと1本の波に泣き今シーズン初優勝のタイトルを逃した。
ファイナルへと進んだのはウィメンズがステフを倒した、レイキー・ピーターソンとカリッサを倒したタティアナ・ウェストン・ウェブ、メンズが同胞のイタロを破ったフィリペ・トレド、ジョン・ジョンを破ったグリフィン・コラピントという顔ぶれとなった。
まずウィメンズのファイナルがスタート。タティアナが2本目に7.33をスコア、それに対してレイキーが3本目で6.17をスコアしそれに応戦する。そこから勢いに乗ったのがレイキーは4本目に7.10、8本目に7.17をスコアしてヒートをリードする。そのまま時間が過ぎていき残り10分付近で8本目の波に乗ったタティアナ。フロントサイドでクリーンに2発を決めこれに8.00がスコアされる。ニード8.16に追い込まれたレイキー、最後までポテンシャルのある波を探したがそのまま終了。タティアナが今シーズン初優勝を手にした。
メンズはフィリペとグリフィンの対戦に。スロースタートとなりお互いに決めてを欠く展開、そんな雰囲気を打破したのはフィリペの目の覚めるようなバックハンド。クリティカルに波をえぐり6.67をスコアしヒートをリードする。バックアップも揃えグリフィンを追い込んでいく。残り12分を切りグリフィンが応戦、7.67をスコアし一気にヒートをリード。フィリッペがすぐさま反撃し再逆転。裏の波に乗ったグリフィンがすぐさま6.67を出しさらに逆転する。そのままグリフィンが嬉しいCT初優勝を果たした。
第3戦が終了しその結果、五十嵐カノアがランキング首位に立ち、オーストラリアラウンドの初戦4/10-20(Rip Curl Pro Bells Beach)はイエロージャージ(ワールドランキング1位のみが着用することを許されるゼッケンカラー)を着用することになった。これは日本人初の快挙だ!Go Kanoa!五十嵐カノアに声援を送ろう!
MEO Pro Portugal Presented by Rip Curl Men’s Semifinals Results:
SF 1: Filipe Toledo (BRA) 13.67 def. Italo Ferreira (BRA) 12.66
SF 2: Griffin Colapinto (USA) 12.40 def. John John Florence (HAW) 10.50
MEO Pro Portugal Presented by Rip Curl Women’s Semifinal Results:
SF 1: Lakey Peterson (USA) 12.34 def. Stephanie Gilmore (AUS) 12.00
SF 2: Tatiana Weston-Webb (BRA) 10.76 def. Carissa Moore (HAW) 10.17
MEO Pro Portugal Presented by Rip Curl Men’s Final Results:
1 – Griffin Colapinto (USA) 14.34
2 – Filipe Toledo (BRA) 14.20
MEO Pro Portugal Presented by Rip Curl Women’s Final Results:
1 – Tatiana Weston-Webb (BRA) 15.33
2 – Lakey Peterson (USA) 14.27
ワールドランキング3戦目終了時点
メンズ
1位五十嵐カノア
2位ケリー・スレーター
3位バロン・マミヤ
4位フィリペ・トレド
5位セス・モニーツ
ウィメンズ
1位ブリッサ・ヘネシー
2位カリッサ・ムーア
2位レイキー・ピーターソン
4位タティアナ・ウェストン・ウェブ
5位マリア・マニュエル