サーファー爆増でリペア、リペア、リペアの日々…厄払いでも行こうかなぁ。スタッフ鈴木の独り言

2022年に入り、今までになくサーフボードを壊しまくってるスタッフ鈴木です。
海に入る回数は、ホームスポットのコンディション不良、そして自分自身の体調不良などもあり例年より劇的に少ないのですが、なぜかボードを破損させる回数が飛躍的に増えています。

理由のひとつは明確です。それはコロナ禍によりサーファーが爆発的に増え、空いている波を探すとどうしてもダンパー気味で“エグイ”ショアブレイク系の波が多くなり破損させてしまう確率が大きくなるためです。

そのうえ、いつも行くスポットのボトムインサイドにはどでかい石から、小さい石までが不規則に砂に埋まっており、こればっかりは避けようもないので、やられるかやられないかはまさに運。

ただ横でご一緒させていただいたトッププロは波を見る目、技術的な上手さ、何よりテイクオフ直後の加速が違うのでそんな波でも問題なくライディングしています。あのレベルまで上達すればボード破損を回避できそうですが…今世じゃ無理な話し。
そこでボードが破損しまくるので、同じブランド、同じモデル、同じスペックのボードが10本ぐらい欲しいと思っています笑。
もちろん財政が破綻してしまうので、そんなことは出来ませんが…。

話は戻り、じゃ混んでるけど破損の可能性が少ない、他の波でやろうとはなかなかなりません。
なぜなら沖にゲティングアウトするだけで、ロケットのようにサーファー達をパドルアウト時にとても避けられる気がしないからです(ブレイクの方など関係なく、前乗りも御構い無しなルール無視の人々がいますよね)。
リーフブレイクであればブレイクしていない部分や、スープになっている部分から周りこんでゲット出来ますが、ビーチブレイクだとなかなかそうも行きません(リーフブレイクでも相当多くの人で賑わっていて恐怖を感じることも多いみたいで一概には言えないです)。

これから暖かくなってきてさらに海の人口は増加することでしょう。国内外へ気軽にサーフトリップに行けるようになって、もっとウェイブプールが沢山でき、ビーチの地形も安定し、多くの場所でサーフィンができる未来が早く来て欲しい。

せっかく多くの人が楽しめる生涯スポーツなので、ぜひいいカタチに業界全体、プレイヤーを巻き込みしていきたいです。
やはりルールの徹底、周りを見る余裕を持つことが自分を守ることにも繋がりますよね。

Keep Surfing.はもちろんですがStay Safe.で行きましょう!健康な身体、命あってのサーフィンですからね。

サーファーが爆発的に増えるのは業界的には嬉しいのですが、あの激混み具合を見ていると怪我しない方がおかしいとさえ感じてしまう。何かいい解決策を見いだすことが急務ですね。

(サーファーも増えたが、街の人口も半端じゃなく増えました。海沿いの家の価格も、賃貸の価格もグイグイ上昇しているように感じます。いつまでこのバブルが続くのか…いつまでサーフィンブームが続くのか…)