WSL Fainalsへと進出する男女それぞれ5人が出揃い、9/8-9/16日の間にカリフォルニア・サンクレメンテ、ロウワートレッスルズで行われるRip Curl WSL Finalsでワールドチャンピオンが決定する。
まずランキング4位と5位が対戦、勝ち上がった選手は次に3位と対戦。そこで勝ち上がった選手が2位と対戦。その勝者がランキング1位の選手とワールドタイトルをかけ戦うことになる。
フィリペ・トレドとカリッサ・ムーアは3回行われる最終戦のうち2度勝てばワールドタイトルを獲得できるが、たった2回の敗戦でタイトルを逃すことも考えられ、何とも残酷なこのシステム。昨年から導入されたのだが、2021年は下剋上は起こらず、カレントリーダーだった選手がそのままワールドタイトルを獲得した。
今年、ファイナルズ初出場の五十嵐カノアは最終戦R16の見事な逆転劇でランキング5位を獲得。ファイナルズで4連続勝利をすれば初のワールドタイトル獲得となる。1回も負けられない戦いが続くが、ぜひ下剋上を果たしてほしい。カノア選手を応援しよう!Go Kanoa!
トレッスルズの世界一のマシンブレイクで最先端のサーフィンが見られるのが今から待ち遠しい。
Rip Curl WSL Finals
メンズWSLファイナルズ出場選手
1 フィリペ・トレド(ブラジル)
2 ジャック・ロビンソン(オーストラリア)
3 イーサン・ユーイング(オーストラリア)
4 イタロ・フェレイラ(ブラジル)
5 五十嵐カノア(日本)
ウィメンズWSLファイナルズ出場選手
1 カリッサ・ムーア(ハワイ)
2 ジョアン・ディファイ(フランス)
3 タティアナ・ウェストン・ウェブ(ブラジル)
4 ブリッサ・ヘネシー(コスタリカ)
5 ステファニー・ギルモア(オーストラリア)