WSL CTランキング11位のコナー・カラサワ・オレアリーがISAより日本移籍承認がされた


パリ五輪へ向けて波乗りジャパン・メンズは現状ある3枠のうち、五十嵐カノアがCT枠で、稲葉玲王がアジア枠での出場が決定している。あとひと枠は日本サーフィン連盟の推薦によって決まることになっているが、現在最高峰のWSL CTに参戦し今シーズンはカノアの14位を上回る11位の成績を収めたコナー・カラサワ・オレアリーがISAより日本移籍が承認されたことにより最有力候補となった。コナーはCTのジャージにも日本国旗を左肩に入れていたが、これからは日本の国旗を背負ってCTを戦うことになる。グーフィーフッターでありチョープーなどのチューブも得意としているコナー。何より昨年、今年と安定した成績(昨年9位、今シーズンも11位)を残しているだけに代表入りは濃厚だと言っても差し支えないだろう。

「日本の皆さんはじめまして、コナー・カラサワ・オレアリーです。この度、日本人としてISAワールドサーフィンゲームスでオリンピックを目指すことが認められました(ISAより認められた)。去年から日本への移籍を決めていましたが、手続きに長い時間がかかり、やっと移籍が認められてうれしいです。今度は2024 ISAワールドサーフィンゲームスの日本代表を目指し、そしてオリンピックに出てメダルを取れるように頑張りたいと思います。日本の若いサーファーのお手本となれるような選手になりたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」と日本サーフィン連盟を通して、ビデオレターで語ってくれた。

Go Connor!

コナー・カラサワ・オレアリー
1993年10月12日生まれ。オーストラリア・ニューサウスウェールズのクロヌラ出身、レノックスヘッズ在住。2017年CTルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝くなど大柄な体格から繰り出されるダイナミックなアクションとパワフルなサーフィンが持ち味。2018年にCTから陥落するが、2021年よりリクオリファイし2022年はキャリアハイの9位。今年も11位と素晴らしい成績を残している。