インドで初開催となったWSL QS3000 Tamil Nadu International Surf Open。そんな記念すべき大会で優勝したのは日本の岩見天獅と脇田紗良。岩見はキアン・マーティンに終了間際の大逆転で勝利、脇田も松田詩野が8.1ポイントを出しながらも巧みに押さえ込み見事、優勝を果たした。来年のCS(チャレンジャーシリーズ)にアジアからメンズは5名+リージョナルワイルドカード1名、ウィメンズは3名+リージョナルワイルドカード1名が選出される。来年3月まで熾烈な出場権争いが続くなかでいかにポイントを稼げるかが勝負となる(自身の持つポイントのなかでトップ5がカウントされる)。
まだ3戦中2戦だけまたは1戦だけのポイントしか獲得できていないサーファーもおりQS5000やQS3000もあるため、ここから大きく順位が変動していくことも考えられる。女子はまだまだ日本の選手がリードしているが、今年のCSに参戦するアジア代表はインドネシア勢の躍進が目立った。サムライサーファーの活躍を期待したい。
WSL QS3000 Tamil Nadu International Surf Open
メンズ
優勝 岩見天獅(日本)
2位 キアン・マーティン(スウェーデン/インドネシア)
3位 ケトゥ・アグス(インドネシア)、小濃来波(日本)
ウィメンズ
優勝 脇田紗良(日本)
2位 松田詩野(日本)
3位 中塩佳那(日本)、佐藤 李(日本)
QSアジアランキング2023年8/21日現在
メンズ
1位大音凜太(日本)5,888pt
2位安室 丈(日本)4,823pt
3位岩見天獅(日本)4,395pt
4位田中大貴(日本)3,905pt
5位伊東李安琉(日本)3,705pt
6位キアン・マーティン(スウェーデン/インドネシア)3,060pt
ウィメンズ
1位松岡亜音(日本)6,423pt
2位中塩佳那(日本)5,625pt
3位脇田紗良(日本)5,545pt
4位野中美波(日本)4,725pt
5位都築虹帆(日本)4,650pt
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