稲葉玲王がパリ五輪に向け意気込みを語った


パリ五輪の波乗りジャパンに内定している稲葉玲王が日本サーフィン連盟が主催し記者会見を行った。東京五輪では悔しい想いをした稲葉だが今回、五十嵐カノアがCT枠からの出場を果たしたことにより、ISA WSG23のアジア枠で2位の稲葉に出場権が巡ってきた。「本当はCTの強い選手がたくさんいたWSGで優勝してこの権利が得たかったです」と稲葉。だが、毎ヒート渾身の力を振り絞り、総合8位という好成績を収め今回の権利を得た形だ。

「出るからには金メダルを取りたいと思いますので応援よろしくお願いします」と力強く語ってくれた。「チョープーの波は一言で言えば恐怖ですけど、凄い波なので本当に一生に1本っていう波に乗れたら。10ftの波が来てもいくしかないですね!」、「リーフブレイクでチューブという波がトンネルになる波なのでビーチブレイクとかよりも強豪選手と戦えると思っています」と答えてくれた。

今後は来年3月の合宿も含め、複数回トレーニングをできたらと考えているようで大事なギアであるボードに対しても「サーフボードは5本とか10本、色々なサイズを試したいと思います」と語っていた。

苦労した末に獲得した出場権、ぜひゴールドメダルを狙い全力を出し切って欲しい。Go Reo!