注目の映画、ハナレイ・ベイいよいよ公開間近。 人気プロサーファーの佐藤”ガイ”魁も出演

ハナレイベイ

サーフィンライフ最新号である11月号にも掲載されている超話題作の『ハナレイ・ベイ』(P87-89)。最新号には吉田羊さんのインタビューも掲載されています。まだご覧になってない方は、サーフィンライフをチェックしてから、映画館へ。公開は10月19日から全国の映画館で上映される予定で、人気プロサーファーの佐藤魁さんも出演していることでも注目を集めています。

イントロダクション


時代に刻まれる名作・話題作を発表し続ける作家、村上春樹。単行本と文庫本あわせ累計70万部を超えるロングセラー『東京奇譚集』(新潮文庫刊)の一篇である「ハナレイ・ベイ」は、ファンの間で村上文学史上屈指の名作として語られており、この度待望の実写映画化となる。

主人公のサチを演じるのは吉田羊。主演から脇役まで目覚ましい活躍をみせ、まさに今最も輝く女優の一人である彼女が、本作では“これまで誰も見たことのない吉田羊”と評されるにふさわしい、圧倒的な存在感を放つ。サチの息子タカシを演じるのは佐野玲於(GENERATIONS from EXILE TRIBE)。近年は俳優としても頭角を現す彼の、全く新しい一面を本作で目にするだろう。また、サチがハナレイ・ベイで出会う日本人サーファーの高橋には、抜群の感性と自然体な演技で最注目の若手俳優、村上虹郎。監督は『トイレのピエタ』が批評家から絶賛され、日本映画界の新鋭として期待を集める松永大司。

ストーリー


シングルマザーのサチ(吉田羊)は、息子のタカシ(佐野玲於)がハワイのカウアイ島にあるハナレイ・ベイで亡くなったことを電話で知らされる。 大好きだったサーフィン中に大きなサメに襲われ死んだという。彼女は、彼が命を落としたハナレイ・ベイへ向かい、海辺近くの大きな木の下で読書をして過ごした。 毎年、この「行為」は続いた。同じ場所にチェアを置き、10年間。だが、彼女は決して海には近づかない。ある日、サチは2人の若い日本人サーファーと出会う。 無邪気にサーフィンを楽しむ2人の若者に、19歳で亡くなった息子の姿を重ねていくサチ。そんな時、2人から“ある話”を耳にする。「赤いサーフボードを持った、片脚の日本人サーファーを何度も見た」と…。サチは決意する。もう一度、息子に会うために。

映画「ハナレイ・ベイ」公式サイト

『ハナレイ・ベイ』 2018年10月19日(金)公開 
村上春樹原作 
出演:吉田羊、佐野玲於、村上虹郎、栗原類、佐藤魁、ほか
監督:松永大司