今年のタイトルレースも熾烈。いよいよ18シーズンも佳境に。JPSA編

いよいよ、18年のコンペティションもクライマックスに差し掛かってきた。まず、国内のプロサーフィンツアーJPSAは、残すところ2戦。11月1日から宮城県・仙台新港にて第8戦「なみある?仙台プロ supported by やまや」が開催される。本来は最終戦だったが、台風の影響を受け第3戦「夢屋サーフィンゲームス 田原オープン」がメンズR6H5から、女子はファイナルが未消化となっており、グランドチャンピオン(日本プロサーフィンツアーの年間チャンピオン)争いの予想を難しくしている。そん第3戦も最終戦と合わせて仙台にて開催するとのことで、盛り上がること必至の大注目の1戦となっている。

コンデション不良により最終戦は延期、男子R4以降、女子SF以降のスケジュールは
試合再開日程については、スケジュール再調整後JPSAウェブサイト上で発表されるとのこと。
第3戦「夢屋サーフィンゲームス 田原オープン」は開催されメンズ大野修聖、ウィメンズ宮坂麻衣子がそれぞれ優勝。
<11月6日加筆>

メンズは1位加藤嵐と2位辻裕次郎、両プロのポイント差は60ポイントと大混戦。どちらもチャンピオン獲得者だけに、安定したサーフィンが魅力。今号のテクニックページにも登場してくれた加藤プロは3連覇がかかっており、達成すれば1985-88年の久我考男プロの4連覇に次ぐ記録で、1998-2000年の浦山哲也プロに並ぶ大記録だ。3回チャンピオンを獲得しているのは2人の他には、河野正和プロ(ズッチョさん)、大野修聖プロ(マー)のみだ。最多グランドチャンピオン獲得者は久我プロで5回も栄冠に輝いている。

ウィメンズはSFからの開始になり高橋みなと、野呂玲花プロの他渡辺愛プロ、松永莉奈プロが勝ち上がっている。

2018年11/6日現在
メンズ JPSAランキング
1位 加藤嵐  9980pt(16,17年 現チャンピオン)
2位 辻裕次郎 9920pt(14年チャンピオン)
3位 河谷佐助 9217pt
4位 高橋健人 9180pt(直近の志田での試合で優勝、勢いに乗る)
5位 田中英義 9020pt(06,11年チャンピオン)
6位 大澤伸幸 8880pt(10年チャンピオン)
7位 佐藤魁  8380pt

ウィメンズランキング
1位 野中美波  10060pt(ISA世界ジュニアの為最終戦欠場)
2位 野呂玲花  10390pt
3位 庵原美穂  10210pt(3×JPSAチャンピオンのベテラン)
4位 高橋みなと 8930pt(仙台がホームスポット)
5位 鈴木姫七  8880pt

※ 全8戦中、上位7戦のポイント合計で年間ランキングを決定。ただし、同順位の場合は全8戦のポイント合計で決定。更に、同順位の場合は最高ポイントで決定。

JPSAではライブ中継も行っており、わかりやすい解説でコンペティションに興味のない方も楽しめるので、ぜひ観戦してみよう。もちろん仙台新港が近い方は、日本が世界に誇るスポットで一気に2戦の勝者を見ることができるので現地観戦をお勧めしたい。仙台新港MAP


写真/JPSA、加藤嵐プロinstagram より転載

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