自分よりセンスのいいサーファー #9 松岡慧斗

リレー形式で繋ぐサーファー像を探る本特集。前回の佐藤和也さんからバトンを受け取った松岡慧斗さんをご紹介します。


松岡慧斗 プロサーファー

松岡慧斗
まつおかけいと● 1990 年、宮城県生まれ。仙台新港の波が育んだハードコアサーファー。世界一流のパイプライナーたちがジャッジを務めるイベントで最高得点を叩き出すなど、日本人離れしたチューブスキルを持つ人物。

Q1. サーファーの格好良さとは何かを教えてください。

A1. 他のスポーツとは違い、サーフィンは常に変化する自然が相手。それに真剣に取り組むサーファーの姿は格好いいと思います。

Q2 . サーフィンをする上で心掛けていることは?

A2. 海の波長に合わせること。感情的になると波とリズムが合わなくなるので、常にリラックスすることが大切だと思います。その日に乗りたいと思う波を心の中で決めて、その波に乗っている自分をイメージしてからパドルアウトするようにしています。

Q3 . あなたよりセンスの良いサーファーを教えてください。

A3. 村上舜くん。彼は大会で結果を残すバリバリのコンペサーファーでありながら、僕らのフリーセッションに加わっても目を引くようなライディングをする。トータルバランスに優れたサーファーだと思います。求める波や気持ちが上がる部分が似ているので、一緒にサーフトリップへ出かけることも多いです。

次回は、世界を舞台に活躍が期待されるゴールデンエイジのひとり、村上舜さんのサーファー像をご紹介します。

写真/朴玉順、高橋賢勇、ピート・リオン、DELTA FORCE SURF 取材・文/菅 明美