リレー形式で繋ぐサーファー像を探る本特集。前回の大橋海人さんからバトンを受け取った佐藤和也さんをご紹介します。
佐藤和也 サーフボードビルダー
さとうかずや● 1978 年、神奈川県生まれ。1990 年代にコンペシーンを賑わせた茅ヶ崎を代表するベテランサーファー。現在はこれまでの多彩なサーフィン経験を生かし、「YU サーフボード」のシェイパーとしても活躍する。
Q1. サーファーの格好良さとは何かを教えてください。
A1. 日々の生活リズムが自然と調和しているところ。
Q2 . サーフィンをする上で心掛けていることは?
A2. 楽しんで波に乗ること。波の状況に合わせてさまざまなデザインのサーフボードに乗ること。シングルフィンでは基本を守り、ツインではそのルース感を楽しむなど、それぞれのサーフボードの性能を生かせるサーフィンをするように心掛けています。
Q3 . あなたよりセンスの良いサーファーを教えてください。
A.3松岡慧斗くん。小波から大波までいけるし、その実力を世界にも知らしめている。波に対してすごくアンテナを張っていて、国内だけではなく海外の波情報も常にチェック。いい波になると予測すると、すぐに行動に移すフットワークの軽さは魅力です。気持ちが熱く、どんな波でもガッツを見せるし、波選びが他とは違う。年齢は離れているけれど、常に刺激をもらっています。
次回は、仙台新港の波が育んだハードコアサーファーである松岡慧斗さんのサーファー像をご紹介します。
写真/朴玉順、高橋賢勇、ピート・リオン、DELTA FORCE SURF 取材・文/菅 明美