WSLのチャンピオンシップツアー(CT)を目指す下部リーグ、クオリファイシリーズは正月明けそうそうにIt’s On。現在、中国の海南島で行われているWSL QS Corona Open China hosted by Wanningが緒戦となる。この大会のグレードは5,000、昨年まではなかったグレードだ。今年からもっともグレードの高いQS10,000をチャレンジャーシリーズ(CS)と名称を変え男子8戦、女子は4戦を開催する予定。今まで通りこのCSに出るために基本的には、QSのランキング上位サーファー、チャンピオンシップツアーをまわるサーファーでなければならない(他の出場手段はリージョナルチャンピオン枠、ワイルドカード枠など)。CTを目指しハイグレードなCSでポイントを稼ぐためにもそれより下の階層になるQSイベント5,000、3,000、1,500、1,000で出来るだけポイントを稼ぐ必要がある。
今回の中国での戦いは、QS5,000とCS以外では最もハイグレードなため多くの日本人選手が男女ともに参戦している。今夏にはオリンピックも控えているが、トップコンペティターが目指すのはそれだけでなくCTの舞台と二兎を追うことになるだろう。
五十嵐カノアと都筑有夢路が参戦するCTの舞台を目指し、男女ともに長く過酷なQSを戦っていく。男子の注目は昨年QS日本人最上位の稲葉玲王、そしてそれに続く大原洋人、そしてMarこと大野修聖にコーチを依頼しQSにも照準を合わせる村上舜、女子は昨年16位脇田紗良、15位の前田マヒナに期待大だ!Go Japanese Surfers!!
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