2020年のISAワールドサーフィンゲームスの開催国、スポットが決定!!参戦する波乗りジャパン代表は??

ISA/Ben_Reed ワールドクラスの波がブレイクするエルサルバドルで開催される2020ISAワールドサーフィンゲームス

ISA(インターナショナル・サーフィン・アソシエーション)は、2020年のISAワールドサーフィンゲームスをエルサルバドルで5月9日〜17日の日程で開催することを決定した。昨年の宮崎・木崎浜、一昨年の愛知・田原とイレギュラーで2年連続日本開催となっていた同大会は、中南米のJ-BAYと言われワールドクラスの波を誇る地で再びアツい決戦が行われる。ワールドサーフィンゲームスは世界最大規模のサーフィンの祭典であり、東京オリンピックの最後のスロットル(男子5名、女子7名)を決める戦いとなる。各国ともにベストサーファーが国を代表して五輪の前哨戦とも言える試合に挑むことになるだろう。

エルサルバドル共和国●公用語はスペイン語で、太平洋に面した海沿いではワールドクラスのサーフスポットを有する近年、注目を集める国。赤道に近いこともあり、軽装でサーフィンが可能だ。国土は四国より少し大きいほどの面積しかないが、人口密度は北中米で一番だと言われている。

気になる大会会場は??
試合はデュアルで進行される予定でエルスンサルとラ・ボカナが会場に選ばれたようだ。この2ポイントは1Kmほど距離が離れており、どんな感じでヒートが進行されるのかが興味深いところだ。

©︎Google Map

 

写真/スタッフ鈴木 2019,2018と4位に入った村上舜。新年早々のWSL QS5,000のビッグイベントで優勝するなど、勢いが増している。

気になる波乗りジャパンの参戦選手は??
各国最大男女3名づつが参加するワールドサーフィンゲームス。日本は男女ともに3名づつの計6名が参加する予定となっている。

メンズ
五十嵐カノア
村上舜
残り1名は第2回ジャパン・オープン・オブ・サーフィンの覇者(4月中旬開催予定)

ウィメンズ
都筑有夢路
松田詩野
残り1名は第2回ジャパン・オープン・オブ・サーフィンの覇者(4月中旬開催予定)

ご覧の通り、男女ともに残り一枠が空いている状態だ。これは4月中旬に開催が予定さてている第2回ジャパン・オープン・オブ・サーフィンの勝者がそのスロットルを得ることになっている。そのため、代表強化選手に入っているサーファーは、ジャパン・オープンを制し、ワールドサーフィンゲームスで男子は5位以上、女子は7位以内に入れば五輪の切符を手にできるだろう。暫定的に五輪代表に内定している村上舜は5位以内に村上本人とカノア以外の日本人が入ると、松田詩野にとっては7位以内に松田以外の日本人女子が2名入るとそのスロットルを失う。そのため、五輪出場を確実にするために全力で挑むことになる。

Photo:KENYU@2019 ISAワールドサーフィンゲームス