Know the feeling Tokyo”では3名の日本人アーティストを起用してコラボレーションプロダクトの制作、アート作品の展示をおこなう。日本のストリートアートの礎のひとつとも言える伝説のスペース「大図実験」を主宰し、シルクスクリーンを自在に操るNaomi Kazama、日本のスケートボードシーンにおいて、写真、絵画などの表現でも唯一無二の存在感を放つDISKAH、伝統的なサインペイントに日本独自のモチーフを加え新たなビジュアルを生むMakoto Yamaki。この3名のアーティストに共通する、固定観念を打ち壊す自由な表現。その彼らの想いは、世界中のアート、サーフィン、スケートボードなどを好む人々と、Billabongがテーマとする“Know the feeling”という共感を生むであろう。
カザマナオミ(アーティスト 鎌倉生まれ)
1998年、カリフォルニア州、サンディエゴにてストリートアートの先駆者OBEY、シェパード・フェアリーと出会い、シルクスクリーンプリントを学ぶ。彼のアートを通じて社会へアプローチをする方法に興味を抱き製作を始める。帰国後、ストリートにてスクリーンプリントポスターを貼り、作品を発表する。東京、中目黒にて ” 大図実験 “を友人とオープンさせる。ギャラリーでは海外からアーティストを招聘し、ギャラリーに集うアーティスト達と交流を促進。また国内外のアーティストへ製作、展示場を提供。 偏った文化交流発展の場となる。ストリートの延長上を表現する。作品の制作において意図的ではなく、具発的に起こるハプニングの場の提供の重要性に気づき、シルクスクリーンプリントを使用した表現に重きを置くこととなる。カザマナオミの創り出すアートは、その色構成と有機的なグラフィックシェイプの合成により抽象的表現をされている。そこに映し出される事象物は、カザマ自身が圧倒されるほどに混沌と不思議を受ける自然と生物の営みである。その意図せずに成り立つ全ての存在がおもしろく、砂浜に残る足跡のように美しい。そんな受動的である様子、その存在を、正しい答えを知ることより、シンプルに尋ねることに重きを置きながら、インクという自由に振り舞う液体を無地のスクリーンに載せ、態度をとらせるヨセマイトプリント(Yosemiteの大自然とDynamiteの大爆発の掛け合わせ造語)を探求し、シンプルでダイナミックでアブストラクトでダイレクトな表現を発見し、アウトプット製作している。
http://experimentalwaltz.net/
DISKAH(ディスカー)
東京都出身。1980年後期から2000年までプロスケーターとして活動。2002年DISKAH名義で初個展を開催。作品の多くは独自のフリーハンドのラインをベースに、シンプルだが印象的なキャラクターやメッセージなど様々なモチーフを描き出している。コミカルで愛らしい作風に反し、表現の自由をコンセプトに時代風刺やアンチテーゼ、普段口にしづらい皮肉から社時的な事柄など自身のフィルターを通して作品に落とし込む。国内外での個展やグループ展等への出展のほか、「GOOGLE」「NIKE」「GYLE」「GU」などの、ナショナル・カンパニーヘの作品提供といった幅広い作家活動を行っている。
http://www.diskah.com/
山木 真
神奈川県在住のアーティスト 。PCを持たず、鉛筆や筆を使ったハンドレタリングという古い技法にこだわり、和のテイストを基調とした作品作りを行っている。世界各地で開催されたSANTACRUZ Screaming hand 30th AnniversaryArt Showでは、日本人で唯一オフィシャルメンバーとして参加したアーティストで、このArt ShowをきっかけにSANTACRUZ SkateboardsやOJ Wheelsへグラフィックを提供し、その作品と共に活動の場が世界中に広がっている。
https://mako-sk8.tumblr.com/
HIDDEN CHAMPION(ヒドゥン・チャンピオン)とは…
2003 年より発行しているフリーマガジン。「隠れたチャンピオン」というタイトルが表すように、マスメディアでは あまり取り上げられないストリートカルチャーや、それらに関わる人達のライフスタイルや考え方を紹介することをコ ンセプトとしている。 生活を彩る大切な要素として、アート、写真、ボードカルチャー、ファッション、ミュージック など様々なカルチャーを扱い、アートショーやキュレーションなど、カルチャーレーベルとして様々な企画を手掛けて いる。 http://www.hiddenchampion.jp
BILLABONG
ボードライダーズジャパン株式会社/BILLABONG
☎︎0120-32-9190