パタゴニアの環境へ配慮された長く着用できる最新のウェットスーツ

Photo:Yasuma Miura/patagonia

4月を迎え桜前線の北上とともに水温も徐々に上がってくるシーズン。
雪国や雪解け水が冷たい地域はまだだけれど、関東以南では重たいセミドライスーツを、春夏のウェットスーツに移行していくシーズンとなる。そこで必要になるのがジャーフルやロングジョン、ロングスリーブタッパだ。

そんななか「パタゴニア」のアイテムをチェックしておきたい。

「パタゴニア」は2008年当時、業界では一般的ながら最も有害な素材であったネオプレンを使用せずにウェットスーツを作ることを誓い、ユーレックス社と協働して研究開発に取り組んだ。
2016年、「パタゴニア」ではじめてのネオプレンを使用しない植物ベースのウェットスーツ「ユーレックス・バイオラバー」を発表した。
環境に与えるインパクトを少なくしつつ、長く着用できるウェットスーツを作ることをミッションのひとつとしている。

2023年秋にはウェットスーツを一新。素材、デザインはもちろん修理がしやすく長く着用できる1着を我々に届けてくれている。

そのなかで今春登場した「ユーレックス・レギュレーター・ライト・フロントジップ・ロングスリーブ・トップ」と「ユーレックス・レギュレ―ター・ライト・ロング・ジョン」の組み合わせが要注目だ。


メンズ、ウィメンズの両モデルがラインナップし肌触りの良い柔らかい素材とネオプレン不使用の天然ラバー「ユーレックス」をもちろん採用。リサイクル・ナイロンの裏地、溶剤不使用で水性接着剤を使用し環境へのインパクトを考えた1着はフェアトレード・サーティファイドの工場で製造されている。

これからの季節、水温が低い時期は上下で組み合わせて、水温が高い時期は単体でも使用できるのが魅力。トップはボードショーツなどと合わせて、ロングジョンはそれだけでも活躍する。サーフィンやボディボード、SUPはもちろんのこと、スノーケリング、カヤックなどマリンアクティビティ、ウォーターアクティビティにも最適なウェットスーツだといえる。

Photo:Yasuma Miura/patagonia

サーフィンアンバサダーの眞木勇人もその着用感、使いやすさに頷く。
彼はウォーターマンであるためサーフィン以外にもフォイルサーフィンやスピアフィッシングなど潜る際にもこのセットを使用している。ホームスポットの沖縄の水温は温かいので3月上旬でこの上下セットでベストだった。

Photo:Yasuma Miura/patagonia

筆者も着用させてもらったが(172cm/66kgでSサイズがジャストでした。)、まず第一印象は着用感が良く軽く肌触りも良い。シンプルなデザインも個人的に好み。

重なっている部分は2mmと2mmが重なるので4mmm厚になるため湘南だと5月ぐらいから6月は上下合わせて、7,8,9月はボードショーツとロングスリーブ・トップとボードショーツまたはロングジョン単体で、9月下旬から11月ぐらいまでは上下合わせて使用できそうだと感じた。これだと着用期間も長く、コスパも良いですよね。
スノーケリングでも着用しましたが、SUPやカヤックなどウォーターアクティビティ全般に使用しやすいのでサーファー以外の方にもオススメです。

Photo:Yasuma Miura/patagonia

Photo:Yasuma Miura/patagonia

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最初にこの1セットを用意しておけば、使用できる期間が長いうえセミドライを買い足すだけで湘南くらいの水温であればサーフィンをはじめ水上のマリンアクティビティは楽しめるだろう。

パタゴニア日本支社 カスタマーサービス
☎︎0800-8887-447  https://www.patagonia.jp