サーファーとワンちゃん(ペット)のいい関係。暖かくなったら犬と一緒にサーフィン(タンデムライド)をしたい。タンデムの仕方は??

Photos: Junji Kumano 2020年5月号より転載)

こんにちはサーフィンライフ鈴木です。
突然ですが、サーファーといえばワンちゃんを飼っている方多いですよね。

愛らしい彼らと暮らし始めて毎日がガラリと変わった。そういう人は多い。どうやらサーフィンと同じく、犬たちは人生を豊かにしてくれる存在のようなのだ。見渡すと周りには愛犬家のサーファーがずらり。その笑顔の意味を知ると、 毎日がもっとハッピーになる。

私の周りでも多くの方がワンちゃんと楽しいワンダフルライフをおくっている方が多くいます。
2020年5月号で特集したようにトッププロから一般サーファーまで幅広くペットライフを楽しまれています。

僕も今は犬を飼っていないけれど昨年亡くなるまでミニチュアダックスフンドを飼っていました。
プロサーファーも愛犬家が多く、上の写真のように辻裕次郎プロとナナちゃんを大会会場で見たり、大村奈央プロが鵠沼で愛犬とタンデムサーフィンするのを見たりホッコリするシーンをよく見ます。

ワンちゃん(ペット)と歩む人生(サーフィンライフ)も最高ですよね。
今回は暖かな来春以降に向けワンちゃんとのタンデムサーフィンに向けてハウトゥをご紹介いたします!
素敵なワンダフルライフを。


海に入る前に大切なこと3つ
1.海に慣れさせる

人間と同じく、犬も初めての環境は苦手なもの。都心で暮らす人など、犬と一緒に海に行ける機会が少ない場合は、すぐに海に入らないこと。数回はビーチでこの環境に慣れさせよう。

2.水に慣れさせる
海に来ても興奮せず、落ち着いてビーチで過ごせるようになったら、海水が温かい時期に海辺を走らせたり浅瀬で遊ばせよう。犬が安心できるよう抱っこして海に入ったりするのも良いだろう。水に慣れさせるのが大事だ。

3.サーフボードに慣れさせる
水を嫌がらず、楽しそうに遊ぶようになったら、浅瀬でサーフボードに乗せてみる。ここでおやつをあげるのも有効。揺れ動くサーフボードに慣れさせて、楽しいものと思わせよう。

いざ、海へ!

STEP 1
ピークへ出る方法
浅瀬ではボードを押して移動
愛犬がサーフィンに慣れるまでは、犬にできるだけストレスを与えないために、足がつく場所ではゆっくりサーフボードを押して移動するのもひとつの手。犬とサーフィンするのが嬉しくて、飼い主が興奮したり緊張すると犬にも伝わってしまうので、あくまでもいつも通りに行おう。
パドル時の重心は後ろへ
沖合いに出たら、サーフボードに寝そべってピークを目指そう。SUP や長めのソフトボードなど、2 人で乗っても浮力が十分なサーフボードを選ぶのは基本。犬をサーフボードの中心よりやや前に乗せ、自分の下半身は水中へ。ノーズを少し上げることで、犬が海に落ちるのを防ぐ。

STEP 02
波待ちの仕方
犬と一緒にサーフィンをするときは、ダンパーやキレのある波ではなく、緩やかにブレイクする波を選びたい。カレントなども考慮しながら、万が一サーフボードから落ちても、自分が助けられる範囲で行う。波待ち中は、犬の身体に触れておくなど安心感を与えよう。

STEP 03
穏やかな波を選んでテイクオフ!
1_
うねりが入ってきたら、いつも通りにテイクオフ。すぐに立ち上がるとサーフボードが大きく揺ら いで犬がびっくりしてしまう場合があるので、いつでも犬を支えられる低い姿勢から始める。
2_サーフボードが滑り出したらゆっくりと立ち上がっていく。
3_波のスピードを抑えたいときは、写真のように片手を波に入れるのが有効。焦らず、ゆっくりと波に乗ろう。飼い主が犬をしっかりと守り、うまくサーフボードをコントロールし、心から一緒に楽しもうとする気持ちがあれば、犬もそれに応えてくれるはずだ。ちなみに何年もサーフィンしているナナはうねりから颯爽と滑り出せるが、初めての場合は難しいかもしれない。そんなときは小さなスープ波で、波を滑る感覚に慣れさせるのもいい。サーフィンができるようになるまでの期間は犬の性格次第。嫌がる場合はやめよう。
他のポイント
1.不安定なら 座ってみよう

2.立つときは ノーズを上げて

まだ可愛いワンちゃんをお迎えしていない方は下記もぜひチェックを。
小誌のグループ会社がペット事業も行っています。池袋駅近に実店舗を構えており、犬や猫、爬虫類、両生類、魚類も見ることができる(ワンちゃんや猫ちゃんは)。
サーフィンライフを見た!で割引があるかも笑
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