カムバックサーファーに捧ぐ、SURFIN’LIFEプロデュース
10本限定!オリジナルサーフボード発売決定!
40年近くの歴史を持つサーフィンライフが初!?のサーフボードをプロデュース。カムバックサーファーへの思いを込めた渾身のサーフボードいよいよ発売に。
この記事の目次
Back to the Beach.Resume surfing.
今回のコンセプトはカムバックサーファー向けた1本。もう一度海へと向かって欲しい、もう一度サーフィンする、テイクオフする気持ち良さを体感して欲しいと思い、開発したサーフボードとなっている。
ボードの主なコンセプトは下記の3点。
- 衰えたパドリング力をカバーし テイクオフが超絶に速くてラク
- 沖に出る際に ドルフィンスルーができる厚み、サイジング
- あくまでもショートボード、 スピードが速くアクションがしやすい1本
サーフボードデザイン&グラッシング
サーフィンライフが要望するワガママをシェイプ&デザインで具現化するのは添田知博氏。 40代になり、同世代が海に戻ってくれる1本を、とシェイプ&デザインを請け負ってくれた。 また、ボードの性能を左右するグラッシングはマスターワークスが担当し盤石の仕上がりだ。
添田知博
幼少期からサーフィンに打ち込み、40年近い歴史を持つソエダサーフボードを継ぐ2代目。世界中のシェイパーが削るボードに触れられる環境に育ち、近年は自らもシェイパーとして活躍する。父は元日本チャンピオンで世界的にも知られるレジェンド添田博道氏。
Masterworks
日本人の職人達が精確な技術力をサーフボードメイキングに反映する、世界に誇るグラッシングのプロフェッショナルチーム。少数精鋭の彼らは国内外の著名シェイパーからも一目置かれる存在。クラフツマンシップと最高級の材料がボードのクオリティをワンランク上へと導く。
ここではボードが完成するまでのヒストリーをご紹介。
コラボボード「Back to the Beach」ができるまで
1.打ち合わせ
我々はボード製作のプロではないので、今回力を貸してくれたのが添田知博氏。40代になり同世代の人々もまたサーフィンを始められるように、専用のソフトを使いながらサーフボードのプレシェイプ用のデータを作成してくれた。今回のコンセプトをボードデザインに落とし込むために、繰り返しシェイプデザインを話しあう。サーフボードは複雑な要素、具体的には長さ、幅、厚み、レール形状、ロッカー、ボトムのコンケイブデザイン、フィンの位置などなどが絡み合い、本人のサーフスキルとの兼ね合いでベストボード、サイズが決まってくる。何度もマスターデータを作り直してもらいやっとデータが完成した。
今回は、多くのサイジングを出してもらいどんな人でもフレンドリーな乗り心地を体感できるはずだ。また、オーダーしてくれた人にあった微調整をしてくれる。
2.プリシェイプのボード完成
たくさん打ち合わせて出来たマスターデータをシェイピングマシーンにインストール。ボードに最適なブランクスを選び、マシンによるプリシェイプが行われる。当然だが、プリシェイプをオーダーしてしまえばやり直しはきかない。
3.シェイピング
ある程度の形状やコンケイブはほられている状態だが、ここからさらに繊細なフィニッシュシェイプをしていく。レールを落としたり、ノーズ、テールエリアやコンケイブを微調整するなどシェイパー自身の手が加えられることにより、綺麗なアウトライン、デッキ、ボトムに仕上げていく。どの工程もボードバランスに関わる繊細な作業なだけに気を抜けない。最後にフィンのボックスを埋め込む位置とシェイプサインをして完了
4.フィンの穴空けとカラーリング
ここからの工程はマスターワークスの職人さんにバトンタッチ。まずグラッシングをする前に、フィンのボックスの穴空けとエアブラシによるカラーリング。こちらの工程もやり直しがきかず、どちらもかなりシビアな作業。特にフィンはサーフボードの性能に大きな影響を及ぼすので、最新の注意をはらってフィンアップしていく。
エアブラシでのカラーリングは、サーフィンライフのカラーでもある!?ネイビーをシンプルに仕上げてもらった。今回はこのデザインのみで、お好みでステッカーチューンをして欲しい。
フィンはどちらも世界最先端メーカーのFCS IIとfutures.からチョイスできる。
5.グラッシング
サーフボードをガラスクロスと樹脂でコーティングしていく作業。この工程も本当に難しい。一度やらせてもらったことがあったが、気泡だらけ、均一に仕上げることは至難の技でまさに職人芸。気温や湿度、ブランクス、樹脂メーカーの違いなどで樹脂の硬化や吸い込みに差が出るので、樹脂と硬化剤を混ぜる作業ひとつとっても経験と技術が必要だ。
ガラスクロスはボトムには1層、デッキは2層巻くのが一般的で、今回は4ozのガラスクロスを使用している。
まずボトムから巻き、次にデッキ、そしてホットコートで作業完了となる。
6.サンディング
サンディングは、グラッシングが終わった後の余分な樹脂を削る作業。シェイパーがイメージした通りのボードのエッジやコンケイブを正確に再現することが求められる。サーフボードは丸みを帯びているレールなど削るのにかなりの技術を要する。削り残しが多いと重く、エッジなども再現できず、削りすぎるオーバーサンディングは、強度などが弱くなる。
こうした多数の工程を経てサーフボードは完成する。
最後にシェイパー自らボードをチェックして、ボードはサーファーの手元へと渡っていく。
そして、今回出来上がったボードがコチラ。
Back to the Beach
商品説明
数値上は大きいボードをイメージすると思いますが、実際に手に取るとそんな感じはしないと思います。日本人はスモールサイズのボード、アンダーフローなボードを好む傾向にあると個人的には感じており、波をキャッチしないと始まらないのにもったいないなと思いますね。
カムバックサーファーの方はブランクがありパドル力も体力的にも落ちていると思うのでこのぐらいのサイズ、リッター数がないと厳しいと思います。サーフィンは乗れて楽しくないとまた海へと通う気が起きないですよね。
ボードのセンターの厚みは多くとってあります。ただ、動きが重くならないようにウィングラウンドにしており、レールも落としてありますのでアクションもしやすい1本です。慣れればドルフィンスルーも問題ないと思いますよ。
またボトムもシングル〜ダブルコンケイブ〜VEEでスピードがつきやすくボトムもフラット気味にしパドル、漕ぎ出しが速くなるようにデザインしています。結果的にとても早いテイクオフが可能になります。ぜひ、このサーフボードで再び海へと帰ってきてほしい、またサーフィンを楽しんでほしいと思っています。
もちろん、ビギナーのステップアップからサイジング次第では中上級者でも楽しめる1本です。
サイズ展開
5’5″ x 19 1/4″ x 2 5/16″ (26.0L)
5’6″ x 19 1/2″ x 2 3/8″ (27.4L)
5’7″ x 19 3/4″ x 2 7/16″ (28.9L)
5’8″ x 20″ x 2 1/2″ (30.4L)
5’9″ x 20 1/4″ x 2 9/16″ (31.7L)
5’10″ x 20 1/2″ x 2 5/8″ (33.65L)
5’11″ x 20 3/4″ x 2 7/8″ (37.5L)
6’0″ x 21″ x 3″ (40.0L)
6’1″ x 21 1/4″ x 3 1/16″ (41.9L)
6’2″ x 21 1/2″ x 3 1/8″ (43.9L)
6’3″ x 21 3/4″ x 3 1/4″ (46.6L)
6’4″ x 22″ x 3 1/2″ (51.2L)
価格
133,500円(税別、送料別)
仕様
サンプルボード: 170cm 75Kg サーフィン歴15年以上 ブランク10年の場合
5’11″(180.3cm)×20 3/4″(52.7cm)×2 7/8 (7.3cm)37.5ℓ
ロッカー:ノーズ ミディアムフラット テール フラット
レール:ソフトミディアムボキシー
ボトム:シングル〜ダブルコンケイブ〜VEE
フィン:5プラグ(トライ・クアッド)FCS II or futures. より選択。※フィンは別売り
テール:ウイング・ラウンド (ウイング・スワロー対応可)
PU素材(ポリエスターグラッシング)
※カラーリングはこのデザインのみになります。
※オーダー後にシェイプ、製作します。そのためお客様の手元に届くまで通常1〜2カ月のお時間をいただきます。予めご了承ください。
ボードサイズについてフィート、インチをcmに換算したものは下記をご覧ください。
5’ 5″ x 19 1/4″ x 2 5/16″ (26.0L) 165.1cm x 48.90cm x 5.87cm
5’ 6″ x 19 1/2″ x 2 3/8″ (27.4L) 167.6cm x 49.53cm x 6.03cm
5’ 7″ x 19 3/4″ x 2 7/16″ (28.9L) 170.2cm x 50.17cm x 6.19cm
5’ 8″ x 20″ x 2 1/2″ (30.4L) 172.7cm x 50.80cm x 6.35cm
5’ 9″ x 20 1/4″ x 2 9/16″ (31.7L) 175.3cm x 51.44cm x 6.51cm
5’ 10″ x 20 1/2″ x 2 5/8″ (33.65L) 177.8cm x 52.07cm x 6.67cm
5’ 11″ x 20 3/4″ x 2 7/8″ (37.5L) 180.3cm x 52.71cm x 7.30cm
6’ 0″ x 21″ x 3″ (40.0L) 182.9cm x 53.34cm x 7.62cm
6’ 1″ x 21 1/4″ x 3 1/16″ (41.9L) 185.4cm x 53.98cm x 7.78cm
6’ 2″ x 21 1/2″ x 3 1/8″ (43.9L) 188.0cm x 54.61cm x 7.94cm
6’ 3″ x 21 3/4″ x 3 1/4″ (46.6L) 190.5cm x 55.25cm x 8.26cm
6’ 4″ x 22″ x 3 1/2″ (51.2L) 193.0cm x 55.88cm x 8.89cm
【配送に関して】
西濃スーパーエクスプレスの営業所止めを予定しています。ご自宅までの配送は承れません。
また、沖縄や離島への発送が出来ません。予めご了承ください。
またボード直接引き取りの設定もございます。詳しくはサイトをご覧ください。
ご購入やさらなるボードの詳細画像はこちらをクリック
2018年11月15日 15時以降に購入できるようになります
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写真/熊野淳司、スタッフ鈴木 文/スタッフ鈴木