つい、友達以上の「いいな」という感情を持ってしまうほど魅力的。しかも「海が好き」という、そんな女の子に出会えたら、サーファーのハートは完全に射抜かれる。ナチュラルでチャーミングで、色気もあって。そんな“海を愛するガールフレンド”が僕たちは好きなんだ。
石垣の海の美しさを信じて、ピュアに生きる
永塚みのり/アイランドフォトツアー主宰
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“移住”という言葉は、どこか大きな出来事にとらえられがちだけど、彼女の場合は違った。長く続けていた仕事を辞めて、定職もいつまで住むかも決めずに、真っ青な海に導かれるように石垣島に移り住んだ。
「知り合いはいなかったけど、なぜか不安はなくて。実際住んでみると不便過ぎず、かといって沖縄より都会ではなく、とても住みやすい場所です。そして何よりも海がキレイ! 船で沖まで行って潜り、海の奥を知ってからは完全にこの海に恋しました」
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“美しい海を一番美しいときに見てほしい”という気持ちから、ビジター向けのフォトツアーを始めた。いわゆる観光写真ではなく、オリジナリティがあることが信条。プロのカメラマンに撮影を依頼するのではなく、自分の視点を大切にして彼女が撮っている。見せてもらうと写真はとてもフォトジェニック。彼女のインスタグラムを見て問い合わせをする人も多いようだ。そのなかでふと、ビーチクリーンをしている写真が目にとまった。
「写真を撮るときにゴミを避けたり、編集で消したりしていたんですが、“そもそもゴミをなくした方がいいのでは?”と感じたんです。加工した海の写真をインスタであげて綺麗だねって言われるより、自分たちの手で目の前のゴミを消して島の人たちが守ってきたきれいな海を発信すべきだなと」
SNSに触れていたからこそ、気づけた本当の海の美しさ。一歩ずつ体現する彼女の言葉には、どれも説得力がある。「ビーチクリーンに参加してると言うことって、結構勇気が必要ですよね。ちょっと偽善に思われたり、やるなら中途半端にやってはいけないという雰囲気もあるのが現状で。私だって海に行くたびに必ずゴミを拾えるかと言ったら、それも難しい。でもそこまで自分を徹底しないとそういう発言をできない社会より、できることをやって、やってますと言える環境になったらいいなと思います。」
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何かをやるという気持ちを大切に、みんなでそれを発言したりSNSで発信していくことで、少しでも変わっていけたらいいな」海に愛される女性に、またひとり出会えた。
石垣で一番好きなビーチは?
明石ビーチかな! アクセスもいいし、プライベートビーチみたいに人
も全然いない。海の色もきれいなので、ゆっくりとできる場所です。
マリンスポーツはやってる?
スキンダイビングが好きです。サーフィンはやったことがないけど、興
味はあります!
サーファーはどんなイメージ?
サーフィンしている姿は格好いいですよね! 軽そうに見えて(笑)、実
際話すときちんとしている人もたくさんいますよね。
[2019年7月号掲載の記事を再構成]
編集/宮原友紀
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