リレー形式で繋ぐサーファー像を探る本特集。前回の村上舜さんからバトンを受け取った稲葉玲王さんをご紹介します。
稲葉玲王 プロサーファー
いなばれお●1997年、千葉県生まれ。プロサーファーの父のもと幼少期にサーフィンを始め、13 歳で日本サーフィン史上最年少のプロサーファーに。現在はQSで好成績を残すなど、日本を代表するサーファーとして活躍中。
Q1. サーファーの格好良さとは何かを教えてください。
A1. 普段はチャラチャラしたイメージかもしれないですが、本気でサーフィンに取り組んでいる人は、実はアスリート体質なんです。目標に向かって頑張っている姿は格好いいと思います。
Q2 . サーフィンをする上で心掛けていることは?
A2. コンテストではプレッシャーもあり、つい楽しむ心を忘れがち。そうならないように、いつも楽しんでサーフィンするように心掛けています。地元にはプロも多く、刺激になります。
Q3 . あなたよりセンスの良いサーファーを教えてください。
A3. 田中英義くん。幼い頃から近い存在であり、憧れていました。ジュニア時代から世界で結果を残している人で、コンペティターとしてのセンスが抜群。彼はアンディ・アイアンズが好きなんですが、それを思い起こさせるようなサーフィンを貫き通してる。彼はみんなに愛されるキャラクターだし、人格にもセンスを感じます。
次回は、JPSAの大会では2 度のグランドチャンピオンに輝き、千葉が生んだサーフスターのひとりであるプロサーファーの田中英義さんのサーファー像をご紹介します。
写真/朴玉順、高橋賢勇、ピート・リオン、DELTA FORCE SURF 取材・文/菅 明美