世界プロサーフィン連盟”WSL”とイケアによるKÅSEBERGA/コーセベルガ 限定コレクションが4/21日よりローンチ

世界プロサーフィン連盟(WSL)とイケアによる「high vibes and low impact(気分は高く。環境負荷は低く)」を実現した限定コレクションKÅSEBERGA/コーセベルガがローンチ。各店舗で順次展開されていく。
この発表の場にはプロサーファーでNPO法人のサーフアンドシーの理事を務める須田那月(下、写真中央)も登壇し、サステナブルなサーフィンライフについてトークセッションを行った。
商品開発には、世界的なアイコンのロブ・マチャドとカシア・ミーダーがデザインプロセスの中核に加わり、世界各地の3500人以上のサーファーが関わっている。そのため、機能性も高いのも特徴。KÅSEBERGA/コーセベルガ限定コレクションは26種類のユニークなアイテムをそろえ、製品はすべてリサイクルできる再生素材でつくられており、実際に波に乗るかどうかにかかわらず、サーファー精神をもったすべ ての人のためにデザインされています。

なかにはサーフィン用ハンドプレーンや、バランスボード。ポンチョなども展開されており、ロブとカシアの他、多くのサーファーが関わったことが伺える品揃え。もちろんランプシェードやコーヒーテーブル、有孔ボードなどイケアらしいアイテムも取り揃えられている。特に秀逸に感じたのはバスポンチョ フード付。ポケット部分に穴が空いており、そこの穴から下着などを着用すれば外から見える事なく着替えられる女性には特に嬉しい発想も採用されていた。

ぜひ、お近くのイケアの店舗や、ウェブをチェックしてみて欲しい!
https://www.ikea.com/jp/ja/

カシア・ミーダー
カリフォルニアで生まれ育ったカシアは、14歳でサーフィンを始め、そのわずか3年後には、スポンサーの支援を受けたプロのロングボーダーとして世界中で戦うサーファーになります。優雅なサーフィンスタイルで知られる彼女は、ニューヨーク・タイムズ紙から「ノーズライドの女王」と称されたほどです。 2 0 1 5年、女性による女性のためのブランド「KASSIA+SURF」を立ち上げ、 2 3年間のサーフィン経験を通じて得た信頼性に根差したデザインで地球環境を意識したソリューションにフォーカスしています。
「私にとって、『high vibe low impact』とは、美しく、かなりクールなビジュアルで、機能性にも優れ、そして環境への影響が少ないデザインを指すものです。つまり、『海からプラスチックを取り除いて、水路を汚さず、そしてそれは可能なことだということをみんなに示そう』ということです。」

ロブ・マチャド
ロブは、世界でもっとも有名なサーファーの1人であり、熱心な環境保護主義者でもあります。陸上でも海上でも座禅を思わせるフローで知られるロブは、ワールドチャンピオンシップツアーで12度の優勝を記録し、2000年に殿堂入りを果たしました。2004年には、サステナブルな選択をするために若い人々を力づけ、教育の機会を提供するためのRob Machado財団を設立しています。
「息子が生まれてからは、ビーチに連れていくようになりました。1年ほど前、彼がゴミを拾い始めるのを目にしました。僕からそうするように求めたわけではなく、彼はただ、僕がしていたのと同じことをし始めたのです。このことから、手本となる行動でリードするとはまさにこのことだと考えるようになりました。何かを実践するためのよい方法を示すことができれば、相手は自然とそれをするようになるのです。」

そもそも、家具で知られている企業がサーフィンのコレクションをつくる理由
好奇心旺盛かつイノベーティブな企業として、イケアは、「より快適な毎日を、より多くの方々に」というビジョンをサポートする新しいパートナーを常に探し求めています。海と密接に関わり、移動の多いアクティブな毎日を送る人たちをもっと理解するために、WSLと提携しました。1976年に設立されたWSLは、サーフィンの世界的な団体で、積極的に世界にインパクトを与えることに取り組んでいます。WSLは、イベントや体験、ストーリー主体のコンテンツをつくることで、海を愛する人々や、世界の名だたるサーファー、そしてそのファンたちという広がり続けるコミュニティにインスピレーションを与えています。
現在、世界にはサーフィンに興味を持つ人が3億7千万人いて、実際にサーフィンを楽しむ人は4千万人以上います。そして当然のことながらこのスポーツは海で行われるため、サーファーは、海中のプラスチック汚染削減など、環境問題への取り組みにも情熱を抱いています。