訃報 プロサーファーの小川直久さんが逝去


小川直久さんが5月23日にがんのため逝去したと所属事務所のLDHが発表した。
2020年に大腸癌が発覚、治療していることを公表していた。
その後、小誌でも取材をさせていただくなど徐々に回復していると思っていた矢先、51歳の誕生日を迎えてすぐの出来事で正直言葉が見つからない。
ご遺族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。

日本のサーフィン界に多大なる功績を残し、小誌でも旧サーフィンライフ時代から、コンペティターとしてテクニックアカデミア(テクアカ)の先生として、またサーフトリップ記事、人気サーファーランキングでも常にトップを争うなどアイコンとして一緒に誌面を盛り上げていただいたサーファーだ。

小川直久さん 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

Photo: Kenyu

小川直久 1972年5月21日生まれ。1995年にJPSAグランドチャンピオンを獲得、2002年に行われたパイプラインマスターズでは日本人史上初のパーフェクト10をスコア、被っていたヘルメットのカラーからシルバーバレットの愛称でその名を世界に知らしめた。また近年は地元の鴨川にサーフショップREGALO SURFを主宰して多くのサーファーに愛されていた。

サーフィンライフ2002年3月号の特集 写真:土屋高広



 

 

 

サーフィンライフ アーカイブ Vol.27〜2002年3月号 小川直久パーフェクト10!