パリ五輪出場の最後のチャンス、ISA WSG 2024波乗りジャパンのメンバーが発表された!五十嵐カノア、稲葉玲王、松田詩野以外に選ばれた選手とは??

左よりコナー・オレアリー、五十嵐カノア、稲葉玲王、都筑有夢路、前田マヒナ、松田詩野

国際サーフィン連盟(ISA)主催でパリンオリンピックの最後のスロットルを賭けた戦いとなる「2024 ISAワールド・サーフィンゲームス(WSG)」。開催地はがプエルトリコで2024年2月23日~3月3日に行われる予定だ。メインとなるブレイクはマルガラでこちらはソリッドな波で世界的に有名なエリアだけにどうアジャストしていくのかが課題だ。

12/25日この戦いに挑む波乗りジャパンのメンバーが男女各3名が発表された。先に行われていた強化合宿などの結果と実績を鑑みてメンズは五十嵐カノア(五輪事実上内定済み)、稲葉玲王(五輪事実上内定済み)、コナー・オレアリー、ウィメンズが松田詩野(五輪事実上内定済み)、都筑有夢路、前田マヒナの6名が選出された。また補欠には脇田泰地、松岡亜音が選ばれた。

それぞれ簡単に意気込みを語ってくれた。
コナー「プエルトリコでは勝ってゴールドメダルを獲れるよう、良いサーフィンを見せれるように頑張ります」

カノア「意気込みは優勝すること。そしてチームをサポートすること(カノアは既に五輪出場権を条件付きで獲得しているため)。オリンピックに向けて良い練習として、優勝できるように頑張ります」

玲王「日本代表の自覚を持ってしっかりメダルを狙って頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします。」

有夢路「女子皆んなでオリンピック行けるように優勝目指して頑張るので応援よろしくお願いします」

マヒナ「プエルトリコでゴールドメダルを3人で一緒に(女子チームで)目指します!」

詩野「ISAのプエルトリコ(WSG)でオリンピックへのイイ勢いになるようにメダルを目指して、この最高なチームでも金メダルを獲れるように頑張ります。応援よろしくお願いします。」

監督は宗像富次郎、コーチに大野修聖、田中 樹がそれぞれ引き続き選ばれている。

唯一このブレイクを乗ったことがあるのはカノア、彼曰く「凄くトリッキーな波だった」とのこと。波乗りジャパンのために偵察に行くところが流石エースだ。この情報は既に他の代表選手や監督、コーチにも共有されており、機会があればもう一度大会前に偵察に行く予定だと話してくれた。

プエルトリコはホローなグーフィーブレイク中心なので、既に五輪出場権を条件付きで獲得している松田詩野や稲葉玲王に加え、コナー・オレアリー、前田マヒナもパワーサーフィンでフロントフッターと有利に試合を展開できるだろう。

今大会ではリザルトのメンズ上位5名、ウィメンズ7名(既に権利を獲得している選手以外で)に五輪出場枠が与えられる。また男女のランキング1位チームにももうひと枠が与えられる(先にも述べたが日本男子は五十嵐カノアの活躍で3枠全て獲得済み)。そのためまだ1枠しか獲得できていない女子は2枠目、女子の総合1位での3枠目も狙いたいところだ。
(仮に都筑と前田の両者が7位以内に入った場合はより上位の選手が切符を手にすることになる。)

この大会に出場することにより五十嵐カノア、稲葉玲王、松田詩野の代表が確定し、コナー・オレアリーも選出濃厚だ。そのため女子のもうひと枠の争い(国別1位ならばもうひと枠)に注目が集まりそうだ。
Go Naminori Japan.

 

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