サーフィンライフ・アーカイブvol.1〜1989年2月号

平成最後の夏が終わり、平成最後の秋が訪れ、平成最後の冬が来て、平成最後の年明け、平成はあと4ヶ月あまり….。いろんな意味でパラダイムシフトの起きた平成という時代を弊誌サーフィンライフのバックナンバーと共に振り返る新企画「サーフィンライフ・アーカイブ」がスタートです。平成は計31年あり、最後の3年間以外は年12冊発行していましたので、約350冊! 今年中に終わるんかいな!汗 何はともあれ、当時からの読者の皆さんは懐かしんで、この時代を知らない読者の皆さんは新たな視点で楽しんでいただければと思います。では、早速。

平成という元号が正式に始まったのが、1989年1月8日から。雑誌は通常、発売日が1ヶ月先表記になりますので、こちらの1989年1月10日発売号が平成最初の一冊ということになります。その記念すべき表紙は、デリック・ホー!。はい、ラストネームでピンときた方正解です。現在、WSL WOMENS活躍するココ・ホー、フリーサーファーとして人気のメイソン・ホーの父親マイケル・ホーの弟、つまり叔父さんです。この年のASP(現WSL)ワールドタイトルを目指すダークホース的な存在としてインタビューも掲載されています。(その後1993年にワールドタイトルを獲得しています)。かなり寄りのトリミングですね〜

巻頭ではウィンターノースショアのフォトセッションの模様をお届けしています。特集の最後を飾るのは、糟谷修自プロ。今でももちろんスタイリッシュですが、このウォーターショット、超かっこいい!。ナニコレカンペキ!

パラパラーとめくっていくと、年間購読読者の特典はテレフォンカードです 笑 。今、もし持っている方いれば、激レア間違いありません!左より久我孝男、糟谷修自、関野聡各プロの中からお好きな1枚をお選びいただけます。ちなみに前年のJPSAのグラチャン(5回目!)が孝男さん、89、90年が修自さん、91年が聡さんとグラチャン勢揃いです。当時のお値段は1冊690円となっております。

季節的な特集だとセミドライのウェット。この頃はバックジップタイプが主流。この時代にジップが金属製からプラスチックタイプに替わり上げ下げが飛躍的に楽になったんですよ。ウェットスーツは常に進化してるのが分かりますね。80年代後半ですが、まだまだ色彩はカラフル。持ってたなぁ、ボディ・グローブ…..遠い目。

はい、ちゃんと”テクニック”をこの頃もやっております。今も昔も冬の間はホット・アクションです。サーフィン上達には冬練が欠かせないのです。”たしかか冬は寒い”。でも人だって少ない。波もある。”んです!

 

いかがでしたでしょうか?第一回「サーフィンライフ・アーカイブ」。平成発行の全号をやると約1年かかる計算になりますが、なるべく多くバックナンバーを平成のうちにご紹介できればと思っております。