サーフィンライフ アーカイブ Vol.16〜1996年8月号

「令和」…..いいですね。個人的にはとても良い年号だと思います。さて、2019年が開け”平成最後のブーム”に乗る形で始まった本連載ですが、何となく分かっていました、分かっちゃいたけど、やっぱり今月中に平成全てもバックナンバーを紹介することができませんでした(反省)。ということで下方修正しまして、今年いっぱい細々と続けていく所存でございます。汗


ボードを蹴り出しレイバックを決めようとするのは、まだ当時日本でも開催されていたASP(現WSL)ワールドチャンピオンシップツアーより、久我孝男PROです。

1996年5月22〜26日で千葉・東浪見で開催されたは「ASP WORLD TOUR 第24回 MARUI PRO」。このコンテストに日本人ワイルドカードとして出場した福地孝行PRO、サニー・ガルシア(HAW)や、シェイン・パウエル(AUS )など当時の強豪を撃破し、同等の5位入賞を果たしました。日本人選手としては、長らく続いた金字塔です。私、1ギャラリーとして会場におりました。もの凄いギャラリーだったのを記憶しています。判定を不服としたサニーがジャッジルームに行き、柱はドアをパンチした、という裏話があります。今のWSLで同じ事やったら、間違いなく出場停止&罰金クラスです。


スペシャルインタビューは当然、タカPRO。この時は年間28試合!も海外を中心に転戦、世界を目指す日本人トップサーファーだったのはいうまでもありません。そしてこの年にはJPSAグラチャンも獲得しています。

1996 ASP CHAMPION】
MEN : Kelly Slater (USA) 3度目!!
WOMEN : Lisa Andersen(USA) 2連覇!!

【1996 JPSA CHAMPION】
MEN : 福地孝行(初)
WOMEN : 北川成美(初)
LONGBOARD : 宮内 謙司(2回目)
【1995年日本の主な出来事】
・アトランタ・オリンピック開催、サッカーで日本代表がブラジルを撃破
・「海の日」施行
・ルーズソックス流行
・東京ビッグサイト開場
・ポケモン、タマゴッチ大ヒット
【1996年の主なヒット曲】
「名もなき詩」(ミスチル)、「DEPERTURES」(globe)、「 LA LA LA LOVESONG」(久保田利伸)など