来年2020のWSL CTメンバーは??男女ともに日本人が最高峰ツアーを戦う!

WSL/Cestari ISAワールドサーフィンゲームスに続き、ワールドチャンピオンの称号も得たイタロ・フェレイラ

世界最高峰の名に相応しい戦いが今年も繰り広げられたWSL CT(チャンピオンシップツアー)。メンズはイタロ・フェレイラが感動的な勝利を収め、初のワールドチャンピオンの栄冠に輝いた。日本人として唯一ツアーに参戦する五十嵐カノアは過去最高の6位でフィニッシュ。目標とする5位以内には僅かに届かなかったがCT初優勝を遂げるなど飛躍の1年となった。ウィメンズはカリッサ・ムーアが女王に返り咲いた。カリッサはメンズのCT終了後、突如SNSで来シーズンは休養をとることをSNSで発表した。それによりQSから都筑有夢路がクオリファイ。一度は来季のクオリファイラインからごく僅かな差で夢の舞台を逃していただけに、まさにシンデレラガール。来年は五十嵐カノアだけでなく都筑有夢路の活躍もCTで見ることができる。新たなシーズンの開幕が今から待ちきれない!Go Kanoa! Go Amuro!

ゴールドメダルの期待を背負いつつ2020年のCTシーズンに挑むことになるカノア。彼ならワールドチャンピオン&ゴールドメダルの偉業も達成してくれそうだ!!

2019年はワールドジュニアチャンピオンを獲得し、QS10000も制するなど飛躍の年となった都筑有夢路。来年のCTへドラマのあるクオリファイも決まり、活躍が期待されるシンデレラガールだ。

また、2020年は東京オリンピックが開催される。サーフィン競技も初開催だけに注目されること間違いなしだ。日本人は現状、確定と呼べるのは五十嵐カノアだけだが、暫定的に村上舜と松田詩野もスロットルを手にしている。おそらくISAワールドサーフィンゲームスは5月に開催され、そこで最後の選手が確定することになるだろう。そのため、村上舜、松田詩野以外にもISAワールドサーフィンゲームス代表に選ばれレバ五輪出場の可能性がある。そして来年4月に開催される第2回JAPAN OPEN OF SURFINGにて残りの1名づつの代表が決定、最終決戦に挑むことになる。都筑有夢路は既にQSランキングから代表に選出されており、7位以内に入れば五輪への切符を手にすることになる。

ISAワールドサーフィンゲームス 波乗りジャパン代表
メンズ:五十嵐カノア、村上舜、(残り1名はJAPAN OPEN覇者)
ウィメンズ:松田詩野、都筑有夢路、(残り1名はJAPAN OPEN覇者)
仮に村上、カノア以外の日本人男子が上位5位以内に1名でも入った場合は村上の暫定的に決まっている出場権は返上。女子は上位7位以内に松田以外の2名が入った場合は松田の暫定的に決まっている出場権は返上される。

WSL CTメンズランキングTOP22
1.イタロ・フェレイラ(ブラジル)
2.ガブリエル・メディナ(ブラジル)
3.ジョーディ・スミス(南アフリカ)
4.フィリペ・トレド(ブラジル)
5.コロへ・アンディーノ(アメリカ)
6.五十嵐カノア(日本)
7.ジョン・ジョン・フローレンス(ハワイ)
8.ケリー・スレーター(アメリカ)
9.オーウェン・ライト(オーストラリア)
10.ジェレミー・フローレス(フランス)
11.ジュリアン・ウィルソン(オーストラリア)
12.セス・モニーツ(ハワイ)
13.ミシェル・ボウレズ(フランス)
14.ライアン・キャリナン(オーストラリア)
14.ジャック・フリーストーン(オーストラリア)
16.グリフィン・コラピント(アメリカ)
17.カイオ・イベリ(ブラジル)
18.ウェイド・カーマイケル(オーストラリア)
19.エイドリアン・バカン(オーストラリア)
20.コナー・コフィン(アメリカ)
20.ピーターソン・クリスティアーノ(ブラジル)
22.ヤゴ・ドラ(ブラジル)

QSポイントからのクオリファイ
1.フレデリコ・モライス(ポルトガル)
2.ジェドソン・アンドレ(ブラジル)
3.ヤゴ・ドラ(CTとのダブルクオリファイで11位が繰り上げ)
4.マシュー・マクギルリバリー(南アフリカ)
5.ジャック・ロビンソン(オーストラリア)
6.アレックス・リベイロ(ブラジル)
7.ミゲル・プポ(ブラジル)
8.イーサン・ユーイング(オーストラリア)
9.コナー・オレアリー(オーストラリア)
10.デイビッド・シルバ(ブラジル)
11.モーガン・シビリック(オーストラリア)

WSL CTウィメンズTOP10
1.カリッサ・ムーア(ハワイ)2020年は休養することを発表。都筑がQSよりクオリファイ
2.キャロライン・マークス(アメリカ)
3.レイキー・ピーターソン(アメリカ)
4.ステファニー・ギルモア(オーストラリア)
5.サリー・フィッツギボンズ(オーストラリア)
6.タティアナ・ウェストンウェブ(ブラジル)
7.コートニー・コンローグ(アメリカ)
8.ジョアン・ディフェイ(フランス)
9.マリア・マニュエル(ハワイ)
10.ニッキー・ヴァンダイク(オーストラリア)

QSポイントからのクオリファイ
1.イザベラ・ニコルズ(オーストラリア)
2.ブロンテ・マーキュリー(オーストラリア)
3.セージ・エリクソン(アメリカ)
4.タティアナ・ウェストンウェブ (CTとのダブルクオリファイで7位が繰り上げ)
5.ブリッサ・ヘネシー(コスタリカ)
6.メイシー・キャラハン(オーストラリア)
7.キーリー・アンドリュー(オーストラリア)

8.都筑有夢路(日本)カリッサ・ムーアの2020年シーズン休養が発表され繰り上げでクオリファイ

2020年チャンピオンシップツアースケジュール
来シーズンの2020年は男子11戦、女子10戦が行われ、チョープーとパイプは男子のみ。女子はハワイアンプロが最終戦でホノルアベイで行われる。男子顔負けのカーヴィング、ダイナミックなアクションを得意とするCT初参戦の都筑有夢路は、ゴールドコースト、ベルズ、J-BAYなどで好結果を残し後半戦に向かいたいところ。今から活躍が楽しみだ!

メンズ
3月26日~4月5日第1戦『Corona Open Gold Coast』
4月8日~4月18日第2戦『Rip Curl Pro Bells Beach』
4月22日~5月2日第3戦『Margaret River Pro』
6月4日~6月14日第4戦『Quiksilver Pro G-Land』
6月18日~6月27日第5戦『Oi Rio Pro』
7月7日~7月19日第6戦『Corona Open J-Bay』
五輪開催期間
8月26日~9月6日第7戦『Tahiti Pro Teahupo’o』
9月15日~20日第8戦『Michelob ULTRA Pure Gold Freshwater Pro』
10月1日~10月11日第9戦『Quiksilver Pro France』
10月14日~10月25日第10戦『Meo Rip Curl Pro Portugal』
12月8日~12月20日第11戦『Billabong Pipe Masters』

ウィメンズ
3月26日~4月5日第1戦『Corona Open Gold Coast』
4月8日~4月18日第2戦『Rip Curl Pro Bells Beach』
4月22日~5月2日第3戦『Margaret River Pro』
6月4日~6月14日第4戦『Quiksilver Pro G-Land』
6月18日~6月27日第5戦『Oi Rio Pro』
7月7日~7月19日第6戦『Corona Open J-Bay』
五輪開催期間
9月15日~20日第7戦『Michelob ULTRA Pure Gold Freshwater Pro』
10月1日~10月11日第8戦『Quiksilver Pro France』
10月14日~10月25日第9戦『Meo Rip Curl Pro Portugal』
11月25日~12月6日第10戦『Hawaii Pro』

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