前号のテクニック特集の撮影で訪れた南台湾・墾丁(ケンティン)。有名ビーチリゾートでもあるここケンティンのサーフポイントや街・食について、撮影に協力してくれた小林直海プロと山中海輝プロとの写真と共にご紹介します。

この記事の目次
サーフスポット
温かく綺麗な海に、魅惑のポイントが点在する
海の水は青く透明で年間を通して温暖、真冬以外はタッパー&トランクスで十分、波は通年コンスタントというまさにサーフパラダイスといえる南台湾。メインポイントの佳楽水はたくさんのサーファーがいるものの、ほかのポイントは貸切なんていう日も少なくない。
佳楽水
墾丁から車で20 分ほどの距離にある南台湾のメジャーポイントがここ、“チャーロースイ”。玉石がボトムの河口にあるブレイクで1年通してコンスタントに波があり、初心者から上級者まで多くのサーファーで賑わっている。
メインブレイクはご覧の通りの良い波。シャワー、サーフボードレンタル、荷物の預かりなどのケアをしてくれる「ケンティンサーフショップ」のクラブハウスが目の前にあるのも嬉しい。
ロングボードにぴったりの緩い波もある
東側シークレット
墾丁から美しい南湾というビーチを車で通過しつつ東へ少し行った場所にある雄大なリーフポイント。パワーのあるレギュラー中心の波は上級者向き。岩場の危険もつきまとうため、サーフガイドと一緒に入るのが前提だ。
今回のテクニック撮影の多くがこのポイントで行われた。うねりが入ったときのスケールの大きさは計り知れない。
西側シークレット
メジャーポイントの佳楽水から車でしばらく北上したところにあるレギュラーのリーフポイント。ひと気の少ない場所なため、サーフガイドのアテンドは必須となる。岩の浅瀬で割れる波は上級者向きでチューブになることも多い。
この日のサイズは腰腹たまに胸くらい。もう少し大きい方がポイントのポテンシャルが発揮される。
地元のキッズサーファーはガンガン突っ込む!