2004年9月10日発売10月号はサーフィンライフにとって記念すべき号となりました。何の記念?そう、初の試みとしてDVDが付録 笑。その第一弾は「KELLY SLATER & YOUG GUNS」。80フィート超のボートをチャーターしてメンタワイで撮影された本タイトルは、出演キャストと共にかなりの予算がかかっているだけに見応え十分。えっ、これが付録で付いちゃうのって内容ですから、今と違ってバカ売れしました(遠い目)。さて、タイトルにある”YOUNG GUNS “という言葉、もちろん昔からあった、いわゆるアップカマーな若者を指す言葉ですが、これを境にことサーフィン業界では良く使われた単語となりましたね。筆者も海外、日本を問わずシーンに新たに出てきたサーファーには”期待のヤング・ガン”なんてキャプションを乱用いたしました。クイックシルバーのよる映像プロジェクトですが、その後も”Ⅱ”、”Ⅲ”と製作、現在、形はコンテストに変わりましたが”YOUNG GUNS SURF”としてその名は残っております。
キャストはというと、ケリー・スレーター(当時32歳)は当然、デーン・レイノルズ(18歳)、ジェレミー・フローレス(16歳)、ライ・クレイク(19歳)、ルーク・ムンロ(21歳)とその後、コンペにフリーサーフにとその名を轟かせた逸材ばかり。そして日本からは我らが大野修聖(23歳)が参加しています。スポンサーのクイックシルバーによる製作とはいえ、サーフィン界でも注目されていたタイトルに個人パートを持つことは、何よりそのサーフィンが世界に認められていたた証拠なのです。YOU TUBEより拾ってきましたので、3分に及ぶパートをご覧ください。今見ても全然古くない、キッレキレでヤバし!
前回のアーカイブでも紹介したTaさん(サーフィンフォトグラファー:土屋高弘氏)の写真集「Water Shot!」の出版記念イベントを各地で。今となっては、こういったイベントは結構開催されていますが、当時はあんまりなかったな〜。現在、60歳前後のサーファーには、どストライクのハワイAORを代表するバンド「カラパナ」より、オリジナルメンバーのマラニ・ビルユーを呼びライブも行われたのです。