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こんにちは、スタッフ鈴木です。梅雨真っ只中で、雨の日が多くホームスポットは波が乏しい日がつづいています。今回のエディターズノートでは年中発生する自然現象である雷について書きたいと思います。これからの時期は積乱雲が発達しやすく特に注意が必要ですよね。雷の電圧は100万～10億ボルトとも言われ、身近な現象でありながらちょっと想像がつかないレベルのパワーを持った自然現象といえます。
落雷によってわかっている範囲で、日本では年平均約20人、世界では約1000人が落雷による直接被害に遭い、世界平均で被害者の約30%が死亡しているそうです。（Wikipedia参照）
我々サーファーがフィールドにする海、そんな海にも当然雷は落ちます。海に落ちた雷は海を伝い陸に比べ広範囲に被害を及ぼしやすいのが特徴。一説には20mほど距離があっても感電したと言われている。現に我が国でもサーフィン中の落雷による死亡事故が複数回起きています。
これからの時期、遠くでゴロゴロ〜っと雷鳴がしたら大至急海から上がりましょう。他にも全てに当てはまるわけではないですが黒い雲の接近、急に冷たい風を感じる、なんて時は雷が近づいてくるサインかもしれません。
正直言って屋外に安全な場所はありません。車でサーフィンに行かれる方は車に退避しましょう。自転車、バイク、徒歩で行かれた方は頑丈な建物の屋内に逃げる行動が必要となります。避難する際に浜でモタモタしていると雷に撃たれてしまう可能性があります。日頃から波乗りをする前に周りの状況や避難先も確認しておくと良いでしょう。
海で、しかもいい波だと上がる気がしないなんて方もいるかもしれませんが、命あってのサーフィンです。くれぐれも雷を軽視せずに安全な行動をとりましょうね！
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文／スタッフ鈴木
