吊るし(完成品)セミドライ・ウェットスーツを数年振りに買ってみた。その実力は….

                (ロゴなど一部加工して掲載しております)
みなさんご無沙汰しています。スタッフ鈴木です。

紅葉前線の南下に合わせて、一段と冷え込みが厳しくなってきましたね。
この時期に気になるのがウェットスーツと防寒アイテム(2019年のニューモデルボードも気になります)。

先日、5年振りにウェットスーツを新調しました。
おいおい、サーフィンライフのスタッフなんだから、毎年新しいのを買えよって声が聞こえてきそうですが笑

私もみなさんと同じく!? ウェットスーツは3-5年周期で買い替えています。
今回は、ラバーの劣化によりリペアではどうしようもなく、吊るしのウェットスーツを購入しました。
      (ヒビ割れたラバー部分。今までありがとう、でもまだ裂けるまで使用します笑)

もちろんオーダーやセミオーダーも最高なのですが、すぐに千葉北で撮影があり仕上がりまでの期間を待っていられないため既成を購入です笑 千葉北の水温にビビってました笑

近年のウェットスーツはよく伸びるので、少し小さめのウェットを購入すれば吊るしでも最高の1着に出会えれるはずです。ムラサキスポーツオッシュマンズ、量販店、行きつけのサーフショップで試着しサイズ感の確認がマスト。もちろん予算や時間がある方はオーダーするのが良いでしょう。私はMLより少しファットな体型なのでMLでピッタリでした。

着用してまず体感したのはその暖かさと柔らかさ。
特に国産のブランドは裏地の起毛まで独自開発しているのでクオリティは段違い。
実際に海でのパドルも軽やかで、いつもより長くサーフィンできました。
カスタムオーダーではないので、カラーや仕様は選べませんが水も入って来ずフィット感はバツグンです。
吊るしの方が安い場合も多いので、サイズが既成に合う方でロゴの位置やカラーにコダワリが無ければ充分だと感じました。寒冷地、極寒冷地ではドライスーツが必要。そちらはオーダーになってしまうことが多いようです

✅ 吊るし(既成)ウェットスーツ購入のポイント

1.よく行くサーフスポットの最低水温を調べましょう

よく行くスポットの最低の平均的な水温を調べると良いでしょう。私のホームスポットである湘南は、一番寒い2月頃は13.5℃〜14.5℃位の水温があるので、そこまでオーバースペックなものは必要はないと言われています。でも私は寒がりなので無理です笑(裏地の特徴などは各ブランドのホームページ等に記載されているので要チェック

2.予算を決めておこう

各ブランドともにココまでハイパフォーマンスな生地を使用していると、お値段の方も10万越えなんてことも珍しくないです。安いアイテムは3万円代から高いアイテムは12万円オーバーと価格に幅があります。当然、高いウェットスーツは動きやすく、裏地が伸張して発熱するものもあり、保温性も高い。それに加え消臭、抗菌などの機能も搭載しているものも多くハイスペック。柔らかなラバーも含め各ブランドの最高級の素材と技術が駆使されています。

3.吊るしのウェットを着てサイズ感を確かめよう

体格には個人差があるので、既成サイズが合うかどうか、好みのブランドの吊るしを着て確かめてみましょう。特に首、手首、足首からの浸水が多いので、そこの隙間がどうか、苦しくないかをチェックします。軽く屈伸や体を捻ったりしてフィット感を確認。近年はM,ML,LなどのほかML-Tなど細分化されたサイズが出ているメーカーもあるので、良くチェックして適正なアイテムを選びましょう。

既成サイズに不安がある場合はオーダーの一択、またロゴ、カラー、生地などにコダワリがある方もオーダーしちゃいましょう。困ったらスタッフさんに聞くとオススメなど丁寧に説明してくれると思います。

国産のウェットスーツはハイエンドなアイテムでなくともリーズナブルで充分なパフォーマンスが約束されているものも多々あります。ブーツやグローブ、寒がりな方はホットジェルなどのアイテムやインナーなどがあれば寒冷地以北以外はほとんどの地域で冬をホットに乗り越えられるでしょう。

 

今回は私が選んだアイテムは運動性能が高く保温性もある裏地、最初から付いているオプションを含めて112,000円(税抜)でした。
真冬に凍え上がりサーフィンするモチベーションが起きないことに比べれば、欠かせない出費ですがお財布は風邪気味です笑。それでも満足感はとても大きいです。

久々に吊るしのウェットスーツを購入しましたがサイズも細分化されており確実に進化しています。
待たずに着れてハイクオリティ、最高峰のウェットスーツを着用することができる日本。
本当に恵まれた環境です。
今冬は例年以上にサーフィンへ行く回数が増えそうっス。


今季は、ストレッチファスナーを使用したフロントジップのものがパワープッシュされており着脱もしやすいですよ。バックジップ派の方も是非お試しください。最新ウェットスーツはこちらもご覧くださいね。


長持ちさせるためにしっかりと注意書きを読み、ウェットシャンプーなどで汚れを落とすことを心がけます。またハンガーもしっかりとしたウェット用ハンガーでの保管がマストです。

まだまだ買い替える予定がない方は、ブーツやグローブだけでも新調してみるのもオススメです。
日頃のウェットケアと小物を使用して、冬をホットに乗り切りましょう。

真冬のモチベーションを上げるためには、兎にも角にもギアに頼るのが基本のモヤシ鈴木 笑 でした。